なぜ対策した場所とは別の場所から壊れるのか|金属疲労・破壊トラブルセミナー(10/14開催)

投稿日:2026年09月07日

いつもMONOWEB通信をご購読いただき、ありがとうございます。

本日は、10月14日(水)にオンラインで開催する
「金属疲労・破壊トラブルセミナー」をご案内いたします。
早期申込割引は9月29日(火)までです。

「計算上は壊れない」はずなのに、なぜ壊れるのか

強度計算では問題がないはずなのに、
試験や市場で製品が繰り返し壊れてしまう。

対策をしても別の場所から壊れ、
根本的な原因がわからないまま、
現物合わせの修正を続けている。

このような経験はないでしょうか。

先日ご紹介したとおり、本セミナーの講師・北條恵司氏も、
「どう考えても壊れないはず」の部品が
次々に破壊する問題を経験しています。

原因は材料の強度不足ではなく、応力状態の捉え方にありました。
計算方法を見直したところ、破壊は起こらなくなったといいます。
破壊の原因を正しく特定できれば、
必要な対策も見えてきます。

そのためには、「強度」をひとつの値として扱うのではなく、
疲労・環境・欠陥・バラツキ・信頼性など、
条件に応じて使い分ける視点が必要です。

こんなお悩みはありませんか?

・計算上は十分な強度があるはずなのに、製品が繰り返し壊れている

・破壊が起きるたびに現物合わせで対策しており、原因を特定できていない

・「強度」をひとつの値だと考え、疲労や環境の影響を区別できていない

・材料力学を学んだのは学生のときで、実務で使える知識になっていない

・「強度が向上する」と言われても、それが数%なのか数倍なのかわからない

・材料強度のバラツキを、安全率だけでまとめて処理している

・溶接部や締結部などの応力集中部から壊れる理由を、うまく説明できない

本セミナーでは、引張試験や応力-ひずみ線図の基本から、
疲労、応力集中、破壊力学、き裂進展の評価までを
体系的に学びます。

単に用語や計算式を覚えるのではなく、

「概念的に理解する」
  ↓
「理論的に理解する」
  ↓
「演習で数値的に確かめる」

という流れで、実務に活かせる理解を目指します。

受講前の課題が、受講後はこう変わります

【原因究明】

壊れるたびに現物合わせで対策し、
同じような破壊が再発している

 ↓

破壊のメカニズムから原因を切り分け、
根拠のある対策を立案できる

【強度の考え方】

「強度」をひとつの値として扱い、
条件が変わると予測が外れてしまう

 ↓

疲労・環境・欠陥・信頼性など、
場面に応じて必要な強度を使い分けられる

【材料強度のバラツキ】

バラツキを安全率だけで処理し、
どこにリスクがあるのか見えていない

 ↓

ワイブル関数を使ってバラツキを定量化し、
分散が生じる原因を分析できる

【き裂の評価】

応力集中部から壊れることは知っていても、
き裂がどのように進展するのか評価できない

 ↓

応力拡大係数やパリス則を使い、
き裂の進展を寿命として評価できる

<開催情報>

2026年10月14日(水)10:00~16:00
6時間・休憩含む/オンライン開催

※セミナー終了後1ヶ月間、アーカイブ視聴が可能です。

詳細・お申し込みはこちら

カリキュラム

【第一部】金属材料の強度の正体

応力-ひずみ線図や引張試験の正確な読み方から、
降伏強度と破断強度の使い分け、
材料強度を決める因子までを学びます。

・降伏現象と、降伏後に強度が向上する理由
・結晶粒径、温度、変形速度が強度に与える影響
・衝撃強度からクリープ強度までの関係
・熱処理による組織制御
・ワイブル関数による強度のバラツキの扱い方

【第二部】金属疲労の概要

金属が疲労するメカニズムを理解し、
疲労強度を向上させるための考え方を学びます。

・疲労試験の種類とS-N線図の読み方・書き方
・材料硬さや応力比が疲労強度に与える影響
・Goodman線図の構造設計への応用
・線形累積損傷則による応力変動の評価
・残留応力、介在物、腐食ピットと疲労強度の関係

【第三部】応力集中とき裂について

すべての破壊の起点となる微小なき裂について、
発生から進展までを定量的に捉える方法を学びます。

・応力集中係数と疲労強度の関係
・応力拡大係数Kと破壊靭性値KIC
・ΔKth(下限界応力拡大係数範囲)の考え方
・パリス則によるき裂進展速度の評価
・表面のキズやき裂を無害化する研究事例

【第四部】疲労・破壊の不具合対策事例

実際に起きた不具合と改善事例をもとに、
原因の特定から対策までの進め方を解説します。

・溶接始端部の危険な応力状態を改善した事例
・過大荷重効果によってき裂の発生を抑えた事例
・平面応力状態を再計算して破壊を防いだ事例

最後に、30分程度の質疑応答を予定しています。

こんな方におすすめ

・製品や部品の破壊、強度不足に実際に困っている方

・金属材料を扱う構造設計、生産技術、製造に携わっている方

・破壊原因の究明を任されている品質保証・信頼性部門の方

・材料力学を学んだものの、実務で使える形になっていない方

・疲労、クリープ、破壊靭性などを正確に理解し直したい方

・材料強度の知識を製品開発に活かしたい研究開発部門の方

特に、現物合わせの対策から抜け出し、
破壊の原因を根拠を持って説明できるようになりたい方に
おすすめの内容です。

講師紹介

北條 恵司
MONO塾講師
博士(工学)
機械部門、材料強度および機械設計の専門家

大学卒業後、自動車会社でエンジン設計と
セラミクス材料の破壊力学研究に従事。

その後、工業高等専門学校の教員として、
機械設計製図や3次元CADによる設計法の開発、
疲労破壊の研究を続けてきました。

現在は産業技術総合研究所において、
接着接合の耐久性・信頼性などの機械的評価を中心に、
国際的な研究に取り組んでいます。

北條氏は本セミナーについて、次のように語っています。

「材料には、たくさんの強度があります。
それを使い分けなければならず、選択を誤ると
予期せぬ破壊が起こります。

設計者にとって大切なのは、
それを未然に知っておくことです」

本セミナーでは、教科書の知識だけではなく、
約40年にわたる破壊研究と実務経験から得た知見をもとに、
材料強度と破壊の考え方を解説します。

安心してお申し込みいただくために

・PDFテキスト付き
 開催日の3日前に、ご登録のメールアドレス宛にお送りします。

・アーカイブ視聴(1ヶ月間)
 当日ご都合がつかなくなった場合も、
 セミナー終了後1ヶ月間、録画映像で受講いただけます。

・キャンセルは開催7日前まで無料
 お申し込み後にご都合が変わっても、
 開催日の7日前までのご連絡でキャンセル料はかかりません。

・お支払いは3種類から
 クレジットカード/銀行振込/コンビニ払いに対応しています。
 法人でのお申し込みも可能です。

受講料と早期申込割引

通常価格48,500円(税込)のところ、

9月29日(火)までのお申し込みで
早期申込割引【15%OFF】41,225円(税込)となります。

破壊が発生してから原因を調べ、
設計変更や試作、再評価を繰り返すには、
大きな時間とコストがかかります。

破壊のメカニズムを正しく理解し、
「壊れた後の対策」から
「壊れる前に防ぐ設計」へつなげる考え方を、
6時間で体系的に学んでいただけます。

開催概要

■ セミナー名
金属疲労・破壊トラブルセミナー

■ 開催日時
2026年10月14日(水)10:00~16:00
6時間・休憩含む

■ 開催場所
オンライン

■ 申込期限
2026年10月7日(水)まで

■ 料金
通常価格48,500円(税込)
早期申込15%OFF 41,225円(税込)

※早期申込割引は9月29日(火)まで
※最小催行人数3名に満たない場合、開催を中止または延期と
 させていただく場合がございます。

詳細・お申し込みはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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