機械設計エンジニアのための専門コラム紹介vol.8

投稿日:2022年05月12日

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 機械設計エンジニアのための専門コラム紹介
          Vol.8

       毎月の定期配信
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【お知らせ】
(1)定期配信について
(2)今月の「お客様の声」紹介
(3)最新コラム(新着5件を紹介!)

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(1)定期配信について

 ものづくりウェブでは、
 専門家(設計経験者)による「無料のコラム」を
 ものコラムとして配信しています。

 2〜3日に1回ペースで更新されていますので、
 定期的にメルマガで紹介いたします。

 ご興味あるコラムがあれば、ぜひご覧ください。

 <ものコラムについて>
 ・ものコラム新着一覧
 ・ものコラムとは?
 ・ものコラムの使い方

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(2)今月のお客様の声紹介

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わたしたちは、
無料のWebコンテンツをはじめとして、
Eラーニングやセミナーなどのサービスを徐々に増やし続けています。

このように、MONO塾の学習サービスが増えてきている中で、

「どんな人がサービスを利用しているんだろう?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで、この定期配信では、
それぞれのサービスについて、ご利用いただいたお客様の声(感想)を
皆様へお伝えさせていただいております。

今回は「樹脂部品設計入門講座(Eラーニング)」の
お客様の声の紹介となりますので、ぜひご参考ください。

<お客様の声>

—– H・T様(20代男性)「自動車内装プラスティクス部品」の設計 ———————-
 
       
Q. 受講前、どのような悩みを抱えていましたか?

 A. 会社のOJTでは樹脂については教えてくれないため、基礎から学びたい。

Q. 受講後、悩みや問題・課題は解決できましたか?

 A.「この部品の樹脂はこういう特性だったな」と製品を見て思うことが増えて嬉しい。

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—– F・T様(30代男性)「鉄道車両」の設計 ———————–

Q. 受講前、どのような悩みを抱えていましたか?

 A. 金属関連の設計とどのような違いがあるのか。金型関連の設計を知りたかった。

Q. 受講後、悩みや問題・課題は解決できましたか?

 A. 樹脂設計及び金型設計について、強度と加工しやすさ、ジレンマにならないような
  最適な成型にするなど、多くのポイントとなる学びを得られました。   

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—– 20代男性「車両」の設計 ———————-

Q. 受講前、どのような悩みを抱えていましたか?

 A. 樹脂部品を設計するにあたっての必要な知識や考え方、会社を習得する機会がなかった。
  いざ設計を業務で依頼されても何から手をつけていいか分からなかった。

Q. 受講後、悩みや問題・課題は解決できましたか?

 A. 樹脂部品の大まかな設計手順であったり、必要な前提知識などを学べたことで、仕事の業務内容が
  より理解できるようになった。樹脂部品を設計した後の金型成立性について、より理解が深まりました。

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—– 30代男性「機械および装置」の設計 ———————-

Q. 受講前、どのような悩みを抱えていましたか?

 A. 樹脂部品の設計経験がなく、樹脂成型とはどんなものかが不透明であった。

Q. 受講後、悩みや問題・課題は解決できましたか?

 A. 樹脂成型に関する一般的な用語を学ぶことができた。それにより、自分で調べられる領域が広がった。

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今回は、
「樹脂部品設計入門講座(Eラーニング)」
についての、受講者様の声を紹介いたしました。

詳細については、こちらの案内ページをご覧ください。

わたしたちのサービスは、
自己学習、新人設計者の育成に役立てていただけるサービスとなります。

また、これらサービスは
会社研修や、OJTに変わってご利用いただけるカリキュラムになっています。

会社研修・OJTでは「数週間」、
学校教育では「数年」かけて学ぶ内容を
MONO塾では早ければ数日で学ぶことができます。

また学校のように、
暗記やテストを目的とした「難しく、学問的な教科書」ではなく、
設計現場ですぐにつかえる『実用スキルの習得』を目的としています。

もちろん、無料で公開している範囲でも十分学べます。

ですが、Eラーニングやセミナーは
より実践的で、より理解しやすいように工夫されています。

迷われている方は、『お客様の声』を見て比較検討をしてみてください。

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(3)新着コラム

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4~5月に新しく更新しました注目コラムをご紹介いたします。

さまざまなジャンルの記事がございますので
あなたのご興味のある記事からご覧になってください。

注目の新着記事5選:

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①手計算で梁を設計するなら不制定構造にしない方が良い理由!

<内容抜粋>

梁の計算はまず、対象の全体構造をトラス構造に置き換えることで計算が簡単になります。

トラス構造とは、複数の3角形で構成される骨組構造で、その接合箇所は
一般的にピン接合となっている構造です。(実際には溶接接合になっている場合もある)

タワーや橋なのでこの構造がよくみられます。トラス構造にすることで、
部材の接合点にはモーメントが発生しない構造になり、すべての梁が静定梁と認識し、
強度計算を行うことができるのです。

トラス構造が、手計算でも簡単に計算することができる理由は、
トラス構造のどの範囲を切り取っても力のつり合いが保たれるという点です。
その為、その部材に負荷する荷重が簡単に算出できるのです(下の模式図を参照)。

・・・・続きはコラム

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②CAEの計算時間を短くする3Dモデルの特徴とは?

<内容抜粋>

CAEを活用する際に、設計した詳細な3Dモデルをそのまま解析する人は少ないと思います。

特にアセンブリデータの3Dモデルには大量のボルトが組み付けられていたり、
部品同士の境界条件が複雑になってしまうので、何も考えないまま解析すると
計算時間が異常に長くなってしまうからです。

CAEで大切なのはトライ&エラーの繰り返しです。

解析を繰り返すことで精度を上げ、より実測に近いデータを得られるため、
計算時間が短いほどメリットが大きいと考えられます。

今回は計算時間を短くできる3Dモデルの特徴をいくつかご紹介します。

・・・・続きはコラム

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③まだ古い粗さ記号使ってるの?表面粗さは年代によって意味が変わる

<内容抜粋>

昔の図面を真似して、古い粗さ記号を使っていませんか?

昔に製造していた部品と同じような部品を設計するとき、
昔の図面を参考にすることもあると思います。
しかし、表面粗さの記号は年代によって変わってきており、計算方法も変わっています。

そのため、昔の図面をそのままコピーしてしまうと、違う意味になってしまうことがあるのです。
また、加工者が表面粗さの歴史を完全に理解していることが少ないので、
意思の疎通ができない場合も出てきます。

古くから付き合っている加工業者であれば、問題ないかもしれませんが、
新規の加工業者に古い図面で加工を依頼した場合に問題になることがあります。

そこで、設計者、加工者ともに表面粗さの歴史を知ることが重要になります。

本記事では、表面粗さの記号とパラメータの変遷について解説します。
表面粗さの歴史を理解して、設計に役立てましょう。

・・・・続きはコラム

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④航空機における軸力部材の圧縮破壊モードと強度評価方法

<内容抜粋>

航空機において引張・圧縮荷重を受ける軸力部材は多くありますが、
圧縮荷重による破壊モードは、引張荷重による破壊モードに比べて不安定現象(座屈)
を考慮する必要があるため、引張荷重を受ける場合よりも注意が必要です。

このコラムでは航空機における、
軸力部材に圧縮荷重が負荷される時の強度評価方法を解説しますが、
軸力部材は航空機に限らず、トラスの部材や構造を結合する棒材など
といったさまざまな機構に用いられる基礎的な機械要素です。

普段の業務において、
航空機以外の製品における強度評価を行っている方も、是非本コラムを参考に、
軸力部材に圧縮荷重が加わった時の破壊モード及び強度評価方法を把握し、
業務に役立てて下さい。

・・・・続きはコラム

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⑤寒冷地での機械設計には凍結対策が必須

<内容抜粋>

一般的には、個体になる(凝固)と体積が減りますが、
水は氷になるときに、密度が下がり体積が9%膨張します。

これは、水のみの特性で、水の温度が4℃の時が一番密度が大きい(体積が小さい状態)
というちょっと変わった性質がある為です。

水の状態で満水状態になっている配管などは、
氷になる為に体積膨張したくても逃げ場が無く、内圧がどんどん上昇します。

そのまま逃げ場のない状態が続く場合、氷になろうとする圧力は、
氷点下-1℃になると20MPa以上になり、さらに-22.3℃まで温度が下がると、
なんと209MPaにまで圧力上昇が起きます。これは水の状態線図で見るとわかるかと思います。

・・・・続きはコラム

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いかがでしたでしょうか。
皆様にとって、役立つ情報がありましたら幸いでございます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。