投稿日:2016年03月19日
<お知らせ>
MONOWEBの教育コンテンツが、数あるWEB記事の中でも「非常にわかりやすい」と評価を頂き、秀和システム様発行の技術士の試験対策本に掲載されました。
そこで、本日は「資格試験を取得するコツ」についてお話しさせて頂きます。
世の中には受験を含め多くの試験が存在します。
機械設計の分野においても、高度な技術に対応するため「技術士」という国家資格が存在します。
技術士は技術者資格の中で最高位の国家資格です。
近年は技術高度化、環境問題、事故防止などの目的で技術士のような高度な知識を持つエンジニアのニーズは高まる方向にあります。
特に、建設業界の企業には技術士に対する強いニーズがあります。
それは公共工事の入札要件としてその企業に技術士がいることが求められているからです。
機械業界では、建設業界ほど技術士に対して高いニーズはありませんが、意識の高い工学系の学生の中には、新卒で既に技術士補を取得して、入社に挑む学生もいるようです。
技術士になるためには、
技術士補を取得して最低4年の実務経験が必要です。
企業側からすると、新卒で既に技術士補を取得するような高い意識を持つ学生であれば、ぜひ欲しい人材でしょう。
このような難易度の高い試験に合格するためには、学習する時間の確保が重要です。
しかし、仕事をされている方の場合、確保できる時間は限られてしまいます。
そこで、時間の確保が難しい方でも短期間の学習で資格を取得するコツを今回ご紹介いたします。
この方法は、受験対策をメインに書籍販売やサービスを行っているアドバイザーから教わったものになります。
どのような試験の対策にも応用できますので、ぜひ資格取得を目指している方は実践してみてください。
とくに難しい方法ではありませんし、ひょっとしたら「そんな簡単なことなの?」と驚かれるかもしれません。
あなたはこれまでどのような方法で、試験対策をしてきましたか?
参考書などのテキストを購入して、初めから順番に勉強している人が多いかもしれませんね。
しかし、実はもっと効率よくスピード早く「試験に合格する」良い学習方法があります。
それは、
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「過去問を解く」
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ということです。
もしかすると、「なんだ、そんなこともちろんやってるよ」という方もいるかもしれませんね。
ですが、この過去問を解くということをとことんすることが、資格試験に合格する一番の近道なのです。
では、なぜそうなのでしょう?
考えてみてください。試験問題は誰が作っているのでしょうか。
試験問題を作るのは人間です。
そして、問題を作る人は毎回変わるわけではありません。
(作る人が変わっても、だいたいは過去の問題を参考にしています)
つまり、過去問を解くことは、『試験問題を作る人の考えを知る』ことになるのです。
従って、試験問題の傾向や、作る人の意図が分かり高得点がとりやすくなります。
これから技術士の取得を目指している方は是非、この方法を取り入れてみてください。
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過去問を制するものが試験を制する
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最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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