投稿日:2019年07月31日
先日、
- 重量計算ツール
- シリンダ推力計算ツール
の公開について、お知らせさせて頂きました。
計算そのものは、
電卓でも可能な簡単なツールではございますが
公開直後から沢山のアクセスを頂いております。
重量計算ツールについて、貴重なご意見をいただきました
●ご意見1:
鋼材にはJISで決まった寸法があるので、 規格の寸法表から見つけるようにするのが実用的では?
●ご意見2:
市販の形鋼では、単位長さあたりの重量が材料表にあるのでツールの必要性はあるでしょうか。
確かに、鋼材についてはJIS規格で寸法が決まっているので、
このツールを使うためには、JISで寸法を確認して入力して頂く必要がございます。
また、
単位長さあたりの重量が材料表に記載があるので
長さをかけるだけで重量が求まりますね。
このツールをわざわざ使う必要性はあまりないかもしれません。
ただ、お伝え致しました情報が不足しておりました。
本ツールは、
多くの形状、多くの材質の組み合わせから、
かんたんに重量を求めることを目的としていますので、
上記の用途のみを対象としてものではありません。
- 板金や溶接部品の重量計算
- 樹脂や木材などの重量計算
なども行えるように汎用的なツールにしております。
従って、断面形状にも汎用性を持たせております。
説明不足で大変失礼いたしました。
尚、MONOWEBでは
今後も皆様に役立つツールを提供していく考えです。
機械設計では、
技術計算を行うための「公式」が沢山あります。
- F=kx
- Q=AV
- D=MZ
- σ=Eε
など簡単な公式から
- 断面係数の公式
- 梁のたわみの公式
- 伝動軸の軸径を求める公式
- モーター出力とトルクの関係式
などちょと記憶することは困難な公式まで。
これらの公式は必ずしも記憶しておく必要はなく、
必要なときに利用できることが大切です。
ベテランの設計者でも沢山の公式を
覚えている方は少ないのではないでしょうか。
使いたい時に、便利に使えるように
使いたい時に、公式の意味が理解でき
計算までできるWEBページがあると
便利にお使い頂けるようにと考えています。
ですので、先日公開した「シリンダ推力計算ツール」では
「ツール」と「そのツールで使われている公式の解説」まで入れております。
また、特徴として
どのような計算過程になっているのかが見れることです。
こういったツールは、使うのは便利ですが・・・
大抵はブラックボックスになっていて、
「計算は本当にあっているの?」と不安になりますよね。
電卓で計算したときも計算過程が表示されないタイプですと、
間違っていないか何度か計算されるかと思います。
本ツール(推力計算ツール)では、
計算過程を確認できますので、どのような
計算がされているかを確認しながら、安心してご使用いただけます。
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シリンダ推力計算ツール
→ http://d-engineer.com/unit_formula/cylinder_cal.html
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アンケートについて(まだの方は、ぜひご参加ください)
MONOWEBでは今後、
設計者にとって便利な計算ツールを多種揃えていく予定です。
ですので、できるだけ多くのご意見をいただき
みなさまがほしいと思っているものに近づけて作成していこうと思います。
しっかりとしたイメージがなくても大丈夫です。
「こんな場面で、こんなツールがあったら使いたいな」という、
あなたが日々の設計業務で感じていることを教えてください。
MONOEWBでは、「お役立ちツール」を製作することで
みなさまの設計業務に、少しでもお役に立てることを目指しております。
ぜひ、あなたのほしいと思う設計ツールを教えてください。
→ https://d-monoweb.com/tool_survey/
それでは、ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
また新しい設計ツールができた際には、お知らせさせていただきます。