「連載:樹脂部品設計」(第1回)非常識な成形法を使ったゼロドラフト

今回は、
樹脂部品設計の重要項目である『デザイン』
という切り口から、お話をしたいと思います。

あなたは、
デザインと聞いて何を思い浮かべるでしょか?

例えばですが、
英語の「design(デザイン)」を翻訳すると
設計全般を意味しますが、

日本語でデザインというと、
「意匠デザイン」や「意匠設計」を意味します。

また、自動車や家電などの分野では

  • 工業デザイン
  • インダストリアルデザイン
  • 工業意匠

と、その分野特有の呼ばれ方をすることもありますね。

そして、これらデザインを手掛ける人は、

  • プロダクトデザイナー
  • インダストリアルデザイナー

と呼ばれています。

近年、
この製品の意匠デザインが、
以前にも増して重視されるようになりました。

さまざまなメーカーが、
商品に対して機能性以上に
意匠デザイン性に対して高い価値を置き始めています。

筐体(ケース)による、
付加価値が高まってきているわけですね。

たしかに、
家電製品や日用品のような民生品の場合であれば、
意匠デザインの違いは、メーカーのイメージや
消費者の購買意欲に大きく関わります。

それでは、この意匠デザインはどのように決まるのでしょうか?

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