【新登場】構造強度設計実践講座 ― 近日リリース

投稿日:2025年03月13日

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この度、機械設計エンジニアの皆さまに向けた新しいeラーニング、

構造強度設計実践講座

のリリースが決定しました。

この講座では、機械設計に欠かせない構造力学を、
基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。

リリース日は4月初旬を予定しております。

アンケート結果から見えた課題

2024年5月に実施したアンケートでは、
126名の方にご協力いただき、貴重なご意見をいただきました。

ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
本日は、その結果についてご報告いたします。

回答者のうち、「強度設計入門講座(eラーニング)」を
受講された方は約30%でした。

また、eラーニング未受講の方も90%以上が、
これまでに材料力学を学習した経験があることがわかりました。

つまり、多くの方がすでに材料力学を学んでおり、
「知識をさらに深め、実務に活かしたい」と考えていることがわかりました。

設計レベルと構造力学を学びたい理由

アンケート回答者の設計レベルについては、

・「設計で活用している」…50%
・「基礎は理解しているが、設計に活かせていない」…36.1%

活用度には差があるものの、
実務で既に使用している方がほとんど、という結果となりました。

構造力学を学びたい理由としては、以下のような結果でした。

・「設計に活かせる材料力学の知識を身に付けたい」…73.8%
・「不静定や連続梁などの複雑な構造を解析できるようになりたい」…49.2%
・「CAE解析を使えるようになりたい」…48.4%

また、その他にも以下のようなご意見もいただきました。

・さまざまな場面を想定した構造力学の計算例があると助かります。
・CAE解析の前に、大まかな検討を行う方法を知りたいです。
・実際の事例に即した内容が望ましいと考えます。
・より実務に即した内容として、具体的な架台や装置の設計課題に取り組みたいです。

このようなアンケート結果を踏まえ、
『構造強度設計実践講座』は、皆様が実務で活かせる内容となっています。

どのような方におすすめか?

構造強度設計実践講座は、以下のような方におすすめです。

・設計の際に力の流れや応力分布を正しくイメージできるようになりたい方

・CAE解析の結果を正しく理解し、設計に活かせるようになりたい方

・構造設計の基礎を理解し、効率的で安全な設計手法を学びたい方

・設計ミスを減らし、製品の品質向上やコスト削減に役立てたい方

・設計業務の中で、実務に即した構造力学の知識を身につけたい方

本講座では、実際の設計現場での課題をもとに、

「どのような点に注意すべきか」

「どのように改善できるのか」

を考えながら学習を進めていきます。

なぜ構造力学が重要なのか?

機械設計では、強度不足による破損や、
過剰な設計によるコスト増といった問題が発生することがあります。

例えば、

ボルトの締結が適切でないと、
緩んでしまったり、逆に締め付けすぎて破損する恐れがあります。

また、剛性を高めるためにリブを追加することがありますが、
必要以上に補強を行うと材料費が増加し、
コストがかかりすぎる原因になります。

こうした問題を防ぐには、構造力学の知識を活用し、
「力の流れ」や「応力の分布」を正しく理解することが不可欠です。

構造強度設計実践講座では、
単なる理論だけでなく、実際の設計課題を通じて、
安全で効率的な設計の考え方や、注意すべきポイントを学びます。

設計の現場では、力の流れを意識せずに設計し、
思わぬ箇所に応力が集中してしまうケースも少なくありません。

こうした問題を未然に防ぐためにも、
構造力学の知識をしっかり身につけ、
理論に基づいた設計を行うことが求められます。

リリースまでに構造力学の知識を深めよう

本講座のリリースまでの期間、
構造力学に関する知識を深めていただくためのメルマガをお届けします。

構造力学をもっと理解したい

という方に向けて、
設計の現場で役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。

連載メルマガでは、
構造力学が、設計の現場でどのように役立つのかを
具体的な事例を交えて紹介します。

構造力学の考え方を知ることで、設計の幅が広がり、
より安全で効率的な機械設計ができるようになります。

本メルマガを通して、
知識を深めていただければ幸いです。

ものづくりウェブ事務局