投稿日:2025年12月24日

設備設計やメンテナンスの現場で、「ここは鉄でいいのか?それともステンレス鋼にしたほうがいいのか?」という材料選定の判断を迫られる場面は少なくありません。
特に化学プラントのように、腐食環境・温度条件・コスト制約などが複雑に絡む現場では、この選定が長期的な信頼性や維持費に直結します。

私は長年、配管や機器の設計・保全を担当してきましたが、単に「錆びにくいからステンレス鋼」といった安易な判断では後々痛い目を見ることが多いのを実感しています。
この記事では、ステンレスと鉄の特徴の違い、選定の基準、そして現場での実際の判断ポイントを、経験に基づいて丁寧に解説します。本コラムでは、炭素鋼も鉄に含まれるものとして記載しています。
このコラムを書いた人

機械系プラントエンジニア
国内化学プラントで機械設計や建設工事を10年以上経験。危険物製造設備、発電・ボイラ設備・排水処理設備、研究施設の多種多様な設計・調達・工事に携わり、その知識をコラムにて発信中。現場でも活かせる専門知識を、日本のモノづくりに活かしてもらいたい!という強い思いを持っている。
鉄(炭素鋼)の特徴とメリット
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