「伝熱工学入門講座」の最新情報と「アンケート結果」をお知らせします

投稿日:2024年04月09日

category:

次回の新しいeラーニング、「伝熱工学入門講座」が

4月17日(水)リリース

に決定いたしました! 

※現在製作中のため、日程は変更になる可能性がございます。

こちらは、MONO塾のeラーニングシリーズ、
STEP4「4大力学」関連の講座になります。

MONO塾のeラーニングシリーズについて詳しく知りたい方は、
以下のリンクからご確認いただけます。

MONO塾オリジナルキャラクター「ハグミー塾長」が、
スライドを使って、わかりやすく案内します。

eラーニング一覧ページ

また、先日は新講座に関するアンケートへのご協力ありがとうございました。

皆様からいただいた貴重なご意見は、
講座製作の参考にさせていただいています。

2024年2月に行いました、
アンケート結果についてお知らせいたします

アンケートでは100名以上の方々から回答をいただきました

関心のある分野について伺ったところ、
76.2%」の方が伝熱工学に関心があると回答され、
伝熱工学に関心がある方が多い結果となりました。

また、アンケートには
「ご期待やご要望、悩みなどを記入してください」
という記入項目がありましたので、
いただいたご意見を要約して紹介させていただきます。

=====

・伝熱工学の具体的な計算方法や、
 理論の実務への応用について学びたい

・冷却時間の計算、熱伝達の効率化など、
 実務で遭遇する様々な問題への解決策を知りたい

・文系の初学者でも学べる内容であり、
 基礎から応用まで段階的に学びたい

・数式が苦手な受講者のために、概念を明確に伝えると同時に、
 具体的な実例や問題事例を豊富に取り入れてほしい

=====

このようなご意見をいただきましたので、
ご期待に添えるよう、講座の製作を進めていました。

具体的なカリキュラムについては
近日中に公開予定ですので、ぜひ参考にしてみてください。

意外と知らない?伝熱工学の範囲について

アンケートでは伝熱工学のほかに、
「熱力学」「流体力学」についてもご意見をいただきました。

しかし、アンケートの回答を確認したところ、
熱力学に関するご意見の中には「伝熱工学」に関する内容が
多く含まれていることがわかりました。

具体的には、以下のような内容です。

・効率よく熱を伝える(部品を加熱する)方法を学びたい

・伝えた熱を維持する方法を学びたい

・放熱技術について知りたい

・発熱と放熱について学びたい

・保温や遮温(断熱)の方法を学びたい

これらはすべて「伝熱工学」の範囲に含まれます。

伝熱工学と熱力学の違いとは?

ここで、伝熱工学と熱力学の違いについて確認したいと思います。

熱力学については、
機械系の学科で必修科目になっていることが多いため、
機械技術者であれば一度は聞いたことがあるかもしれません。

かんたんに説明すると、
熱力学は「熱をどうエネルギーとして有効に使うか」
を考える学問です。

例えば「蒸気機関車がどのように熱を動力に変えているか」
といったことを研究します。

これは、熱を使ってどのように効率的に作業を行うかを理解するのに役立ちます。

一方で、

伝熱工学は、
「熱が物質の中や物質間をどのように移動するか」
に焦点を当てた学問です。

ここでは、熱の流れや温度の変化、
時間とともにどう温度が分布していくかを解析します。

これは、熱の具体的な挙動を詳細に理解し、
例えば建物や機械の冷却システムの設計に応用することができます。

つまり、熱力学が「熱をどう使うか」に焦点を当てているのに対し、
伝熱工学は「熱がどう移動するか」を詳しく解析する学問と言えます

伝熱工学入門講座について

この度リリースする「伝熱工学入門講座」は、
熱伝導、熱伝達、熱放射の基礎から熱交換器まで、
初心者でも理解できるようにカリキュラムで構成されています。

伝熱の原理をわかりやすく学び、
熱問題に関する課題の解決能力を身につけることができる講座です。

ご興味ある方は、ぜひこの機会にご検討ください。

また、リリースに際して、
伝熱工学に関する知識を深めていただけるよう、
メルマガ(全3回)をお送りしますので、ぜひお楽しみください。