機械設計エンジニアのための専門コラム紹介

投稿日:2025年08月26日

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今日のトピックス:

・「強度計算書作成セミナー(1日集中)」のご案内
・コラム紹介 〜今年8月までに更新した最新10件を紹介〜

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ものづくりウェブ事務局です。

8月も下旬となりましたが、まだまだ厳しい暑さが続いております。
皆様におかれましては、体調など崩されていませんでしょうか。

本日は、これまでに更新したコラムをまとめてご紹介させていただきます。なお、一部のコラムは閲覧にあたり、MONO塾への会員ログインが必要となります。お手数をおかけいたしますが、ログインのうえご覧いただけますと幸いです。

本コラムを通じて、皆様のものづくりに対する理解がさらに深まれば幸いです。気になるテーマがございましたら、ぜひご覧ください。

「強度計算書作成セミナー(1日集中)」のご案内

このたび、大阪・名古屋にて 9月に開催いたします。

本セミナーは、実務で強度計算を行う設計者の方を対象に、
実践的なスキルの習得を目的とした内容です。

これまでに多くの参加者から高い満足度をいただいているセミナーですので、
ご興味をお持ちの方は、ぜひご確認ください。

<開催スケジュール>

・大阪開催 2025年9月16日(火) → 詳細はこちら
・名古屋開催 2025年9月30日(火) → 詳細はこちら

※各会場とも定員8名限定です。満席になり次第、締め切らせていただきます。

コラム紹介 〜最新10件〜

今回のコラムは、レベル別に2つのカテゴリに分けてご紹介します。
ご自身の状況に合わせて、気になる記事をぜひご覧ください。

・設計初心者向け:5コラム
・設計中級者向け:5コラム

※内容を抜粋してご紹介しています。リンクをクリックするとMONO塾サイトで全文をご覧いただけます。
※一部のコラムは、閲覧にあたってMONO塾への会員ログインが必要です。

<設計初心者向け(5コラム)>

● はめあい公差の決め方とそのポイントを解説!穴の公差を先に決める理由

はめあい公差をどう決めればいいか、悩んでいませんか?
この記事では、はめあい公差の適切な決め方を具体的に解説し、以下のポイントを詳しく説明します。

本記事で得られること:

1.各種はめあい公差の特徴と適用シーン
2.正確なはめあい公差設定方法
3.軸より先に穴の公差を決める理由

記事を読み終えるころには、はめあい公差の決め方を理解し、より高品質な製品設計が行えるようになっています。
設計の精度を向上させるための知識を、ぜひこの機会に身につけていきましょう。

・・・・続きはコラム

● ベアリングの外し方を徹底解説|初心者でも失敗しない!道具別アプローチと安全対策

機械のメンテナンス中、「ベアリングが外れない」「工具がない」といった状況に直面したことはないでしょうか。

誤った方法での取り外しは、シャフトやハウジングへのダメージなどの二次被害を引き起こし、想定外の修理コストが発生することもあります。

本記事では、専用工具がなくても対応可能な4つのアプローチと、専用工具を用いた正しい取り外し手順を解説します。

安全面や部品保護の観点からの注意点も紹介していますので、状況に応じた最適な方法を選択し、確実かつ安全にベアリングを取り外せる技術を習得してください。

・・・・続きはコラム

● 機械設計技術者試験は意味ない?受験するメリットと勉強法を解説

「機械設計技術者試験って、本当に意味あるの?」そんな疑問を抱えていませんか?

実際、SNSやネット上では「取っても評価されない」「実務では役に立たない」といった声も見かけます。

せっかく時間と労力をかけて受験するのに、本当にその価値があるのか悩むのは当然のことです。

しかし、そのまま判断を保留したままでいると、キャリアアップの機会を逃したり、周囲と差が開いていく可能性もあります。

「どうせ意味ない」と思い込んで行動を止めてしまうのは、もったいない選択かもしれません。

本記事では、「機械設計技術者試験は意味ない」といわれる理由を整理したうえで、試験を受けるメリットや実務に活かす視点、そして忙しい中でも効率よく学べる勉強法について解説します。

この記事を読み終える頃には、試験の価値を自分なりに判断できるようになり、資格を前向きに活用してキャリアを一歩進める自信がきっと持てるはずです。

・・・・続きはコラム

● 衝撃力の計算を徹底解説!設計で必要な衝撃力の求め方と具体的な計算例

衝撃力の計算に悩んでいませんか?設計業務や解析を進める中で、「この衝撃力はどのように求めればいいのか?」「計算式がいまいち理解できない…」と頭を抱えている方も多いでしょう。

しかし、衝撃力の計算を曖昧なままにしてしまうと、設計ミスによる安全性の低下、試作やテストでの無駄なコスト増、最悪の場合、製品や構造物の重大な欠陥につながる可能性があります。

この記事では、衝撃力の計算が必要な設計例から、衝撃値の求め方、計算式、具体的な計算例までをわかりやすく解説します。

この記事を読めば、衝撃力の計算がスムーズにできるようになり、設計の精度向上や試作・解析の効率化を実現できます。

確実なデータを基に設計できるようになれば、業務の生産性も向上し、より安全で信頼性の高い製品・構造物の設計が可能です。

・・・・続きはコラム

● 3つの身近な例から学ぶ仕事の原理|斜面・スパナ・滑車を使って簡単に解説

「仕事の原理って、結局なに?」

学生時代に習ったはずなのに、いざ説明しようとすると、曖昧だったり抽象的で、ピンとこなかったり。そんなモヤモヤを感じていませんか?

特に「斜面」「スパナ」「滑車」など、身近なものなのに理屈がわからないという声はよく耳にします。

このまま理解が曖昧なままだと、物理に対する苦手意識が残り、「応用が利かない」「説明ができない」といった場面で困ることもあります。

この記事では、「仕事の原理」を斜面・スパナ・滑車という3つの身近な例に分けて、感覚的に納得できるように解説していきます。

読み終えた頃には、「ああ、こういうことだったのか!」とスッキリし、「物理の原理を身近な例で説明できる人」になっているはずです。理解の一歩を踏み出しましょう。

・・・・続きはコラム

<設計中級者向け(5コラム)>

● 応力集中を形状変更で防ぐコツと疲労破壊との関係を解説

機械設計において「強度」を考慮することは基本中の基本ですが、設計初心者が陥りがちな落とし穴のひとつに
「応力集中」の軽視があります。

特に、構造部品の形状が急激に変化する箇所や加工性を無視した設計をすると、意図しない破壊や疲労破壊を引き起こす可能性があります。

この記事では、機械系材料力学と機械加工の視点から応力集中の基礎とその対策について解説します。

応力集中とは、その名の通り、構造部材のある局所に他の部位と比べて著しく高い応力が発生する現象を指します。

均一に荷重がかかるはずの部材でも、形状の不連続や穴、溝、段差、切り欠きといった要素があることで、その周辺に応力が集中してしまいます。

・・・・続きはコラム

● 配管内の流速を上げない理由は?圧損・設備劣化を防止する設計指針について

機械設計者として設備全体を構想する中で、

「もっと生産能力を上げたい」
「今の配管では少し物足りない」
「細い配管でスマートに設計したい」

といった要望が出てくるのは自然なことです。とくに、生産性向上を目指して配管内の流量を増やしたいと考えることはよくあります。

しかし、そのときに忘れてはならないのが「圧力損失」の存在です。配管はただの「通り道」ではなく、流体力学の影響を大きく受ける重要な要素です。

本記事では、「なぜ配管内の流速をむやみに上げてはいけないのか?」を理論的に説明し、圧力損失を考慮した設計思考を解説していきます。

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● 知らなかったでは済まない!外為法の基礎知識と設計業務の関連性

今の時代、製造業で働く技術者は、知らないうちに法律のトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

その中でもよくあるのが、「外国為替および外国貿易法(外為法)」に関わる「安全保障輸出管理」に関する問題です。

「貿易のことだから、自分には関係ない」と思うかもしれません。しかし実は、この外為法は、製品を設計する仕事にも深く関係しています。

特に「該非判定(がいひはんてい)」というチェックが必要な場面があり、設計者もこの法律の基本を知っておくことが大切です。

この記事では、外為法が設計の仕事にどんなふうに関わるのか、なぜ該非判定が必要なのか、そして技術者としてどんな意識を持っておくべきかをやさしく解説します。

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● クラウドvsオンプレミス 製品データ管理(PDM)ツールの選び方を紹介

製品設計の現場では、設計データや部品表、図面といった情報を効率よく管理するためには「PDM(製品データ管理)ツール」が非常に有用です。

設計業務に慣れてくると、設計者の視点でPDMの導入や見直しに参加する機会も出てきます。

その際、「どれを選べばいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、実務に基づいたPDM選定のポイントを解説します。

PDMツールには大きく分けてクラウド型とオンプレミス型の2種類があります。

<クラウド型>
インターネット経由でサービスを利用します。
・導入が早く、初期費用も抑えやすいです。
・サーバーやネットワーク管理の負担が少ないのもメリットです。
・カスタマイズには制限があります。

<オンプレミス型>
自社サーバーにシステムを構築します。
・自社要件に合わせた高度なカスタマイズが可能です。
・セキュリティや他システムとの連携についても柔軟に対応できます。
・導入や運用に専門知識とコストが必要です。

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● 製品開発DXと業務効率化を支えるPLM活用法

「設計に集中したいのに、周辺業務で手が止まってしまう」

この悩み、機械設計の世界に限った話ではありません。

筆者が、システムエンジニアとしてキャリアをスタートした頃、サーバー構成を確認するために、
システム構成図の最新版を何時間もかけて探した経験があります。

結局、設計よりも「探す・確認する・巻き戻す」作業に時間を取られていたのです。

機械設計の現場でも、同じような問題を抱えているとよく聞きます。

だからこそ、情報を整理し、一元化する仕組みが重要になります。その手段のひとつが、PLMです。

・・・・続きはコラム

いかがでしたでしょうか。

ご興味のあるコラムの詳細は、各リンクからご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ものづくりウェブ事務局