投稿日:2025年09月09日
このたび、設計の上流工程に携わる中堅〜ベテランの
機械設計エンジニアの皆さまに向けた新しいeラーニング講座、
『構想設計入門講座(基礎知識編)』
のリリースが決定しました。
構想設計とは、単に図面を描く作業ではありません。
顧客の要求や制約条件を整理・理解したうえで、
品質(Q)、コスト(C)、納期(D)、安全性、環境対応といった
多様な要素をバランスよく考慮し、
設計の“構想”段階で方向性を打ち出していく非常に重要なプロセスです。
本講座のリリースは、9月中旬から後半にかけてを予定しております。
このような方におすすめです
構想設計入門講座(基礎知識編)は、
以下のような課題や目標をお持ちの機械設計エンジニアの方に特におすすめです。
- 構想設計を初めて任され、進め方や判断に不安がある方
- 基本設計や詳細設計から、より上流の企画・構想段階へスキルアップしたい方
- 製品の要求や条件を把握し、設計の初期段階で迷わず最適な方向性を打ち出せる力を身につけたい方
- デザインレビューや他部署との調整で、論理的に説明・交渉できる力を養いたい方
- FMEAやDRBFMなどの信頼性設計手法を基礎から理解したい方
- 製品全体を見渡し、全体最適な設計判断ができるようになりたい方
- 開発のプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとしてメンバーをまとめたい方
この講座で身につく内容
本講座では、構想設計に必要な“考える力”や“推進する力”を身につけることを目的とし、
以下のような内容を体系的に解説します。
○ 構想設計とは何か? その目的・役割と必要な思考法
○ 国際標準「PMBOK(ピンボック)」の考え方をベースにした設計プロセスの進め方
○ 法律・特許・倫理、安全、環境、コストなどを踏まえ、漏れや抜けを防ぐための設計判断の視点と進め方
○ FMEA(故障モード影響解析)・DRBFM(変更点重視の信頼性設計)・FTA(故障の木解析) など、信頼性向上に役立つ設計支援ツールの基本と実務での活かし方
○ 安全設計、環境適合設計の考え方
○ コストの見積り方
これらを通じて、単なる実務者ではなく、
プロジェクトを前に進める“推進型の設計者”としての力を養うことができます。
リリースまでの間、学びを深めるメルマガをお届けします
リリースまでの期間中、学びを先取りしていただけるよう、
構想設計に欠かせない視点や知識を深めていただくため、
限定の連載メルマガをお届けしてまいります。
たとえば、以下のようなテーマを予定しています。
- 「図面を描ける」だけでは通用しない ── 論理的に構想を進める力とは?
- プロジェクト全体を見通す力 ── 設計を成功に導く「計画と管理」
- 多面的な視点での設計判断 ── 品質・安全・環境・コストを見据える力
現場で起こる“あるある”な失敗や事例をベースに、
FMEA・DRBFM・FTAといった信頼性設計ツールの効果的な使いどころも交えながら、
構想設計に必要な考え方や注意点をわかりやすく解説していきます。
「構想段階で自信を持って判断したい」
「論理的に設計方針を語れるようになりたい」
「設計全体を見渡す力をつけたい」
と感じている方に、特におすすめの講座です。
この講座とメルマガを通じて、
設計者としての“次の一歩”を確実に踏み出していただければ幸いです。
ものづくりウェブ事務局