「連載:切削部品設計」(第2回)〜現場に怒られない図面を描くには?〜

投稿日:2023年01月13日

前回は、
「なぜ設計者にとって「加工知識が重要」なのか?」
についてお話ししました。

ここまでに、設計者が
「加工知識」を身につけることで得られるメリットについて
ご理解いただけたのではないでしょうか。

加工知識に不安がある、
機械に触れる経験が少ない方にとっては
気づくことの多い内容だったと思います。

さて、ここまでは「知識」の重要性について
お話をしてきましたが、実はもう一つ設計者には
注意すべきことがあります。

それは「現場に対する配慮」です。

実は、加工知識を身につけて設計をしていても
現場からのクレームを受けてしまうことがあります。
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これは、
設計者が加工現場を知らないために起きてしまいます。

あなたはこれまでに、

「こんな形状だと加工ができない」

「こんな図面ではわからない」

と加工者(現場)から、注意を受けたことはないでしょうか?

もしかすると、
このような注意を受けてしまうと、
「加工者と同じくらいの、知識と経験を積まないといけない」
と勘違いしてしまうかもしれないですね。

では、本当に
加工者と同じような「知識」を習得する必要があるのでしょうか。

そうではありません。

もちろん、加工者は
機械を実際に扱うわけですので、機械の扱い方には詳しいでしょう。

工具の回転数や切り込み量、送り速度といった加工条件などについて
経験も知識も豊富なはずです。

ですが、だからといって設計者が、
加工者と同じような知識が必要かというと、そうではありません。
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それよりも、

加工者が最適な加工条件を選べるようにする

コストや時間を削減できることを考慮する

といったことが大切になります。

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設計者は「現場」で学ぶべき?

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皆さまは、
高校・大学など、機械工学科の授業で機械加工について
学ばれた方が多いと思います。

ですが、
いざ実践となると「図面が描けず手が止まってしまう」
という経験はないでしょうか。

その理由は、

学校で教わる知識は “ 機械の部品を作る際の原理 ” なので、
「実際に自分で設計した部品がどのようにできあがっていくのか」
具体的なことはよくわからないことにあります。

「現場で観察する方が良い」というのは、このような理由があるからです。

ですが・・
設計者全員が「現場を観察」できるわけではありませんね。
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 × 設計と製造が遠くて離れていて行けない・・・

 × 派遣社員なので、中に入れてもらえない・・・

 × できれば、現場に行く時間を仕事に当てたい・・・

 × 現場の人と交流がすくないので行きづらい・・・

 × あまり、現場に行きたいと思わない・・・

などの理由で、
現場に行くことができない場合が多いと思います。

また、書籍などで加工知識を身につけようとしても

設計者向けの書籍が比較的すくない、
書籍では実際の加工のイメージができない、
部品が出来上がるまでの流れを掴みにくい、

といったこともありなかなか習得することができません。

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図面は「イメージ」しながら描く!?

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設計者が図面を描くときには、

その形状を図面に描きながら、
一方では頭の中でこの部品が加工されていく様子を
思い描くことが大切です。

そして、
この形状が作れるか、難しくないかを考えるためには、

「具体的に加工をイメージして設計する力」

が必要となります。

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現場にやさしい「設計」ができるようになる。

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MONO塾では、現場に行かなくても

「現場で観察し、加工作業を体験しているような感覚」

で学べる工夫をしています。

この度製作しました「切削部品設計入門講座」では、

・実写動画・写真・3D画像・イラストを豊富に活用

・「具体的な切削部品のモデル」を使用

といった内容の講座となっているため、

実際の機械を見たことがない人でも機械加工がイメージできる

実際に部品がどのように加工されていくかを学べる

というメリットがあります。

そのため、

設計初心者が覚えておくべき基本的な加工知識に加えて、
実践的な設計スキル、すなわち「イメージして設計する力」を
身につけられるはずです。

その結果、加工を考慮した図面を描けるようになり、
現場の人から「こんな形状では部品が作れない」などと怒られたり、
文句を言われることも少なくなるでしょう。

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1月17日(火)にリリースします!

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いよいよ来週の火曜日に本講座をリリースいたします。

とてもお得なキャンペーンをしていますので、ぜひこの機会にご購入ください。

それでは、またご連絡いたします。

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