カリキュラム詳細

eラーニング教材のカリキュラム一覧となります。第0回から第10回で構成されており、製図を読む/製図を描く基礎能力を身につけることができる構成となっております。

第0章 前提知識

■内容紹介
この章では、製図を学習する前に最低限知っておいて欲しい工学知識の基礎を学びます。特に工学系出身でない方は、事前にこのような最低限必要となる知識を学んでおくことで、製図講座の説明をスムーズに理解することができます。

■スライド紹介 ※実際に学習するe-ラーニングのスライドの一部となりますので、ご参考ください。

第1章 製図の概要

■内容紹介
製図に必要な「読むための2つの能力」と「描くためのための3つの能力」について理解する。さらに「なぜ図面が必要がなのか?」といった根本的な目的を認識することによって、学習理由を明確にしていく。

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第2章 図面を構成する要素

■内容紹介
さまざまな図面のサイズから、適切なサイズを選ぶ。また使用する線の種類について意味を理解することで線の使い分けができるようになる。図面の尺度についても、JIS規格に準じた表記方法と注意点について理解する。

■理解が深まる専門用語

図枠 表題欄 中心線 極太線 太線 細線 引出線 外形線 現尺 倍尺 縮尺

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第3章 立体から平面へ表現する方法

■内容紹介
JISおよびISOで基準となる投影法を理解し、それぞれの投影法の図面記載情報を理解する。さまざまな投影法、正面図の選び方、断面図および他形状の表し方を身につけることで、相手に見やすい図面作成を行う。

■理解が深まる専門用語

第三角法 正面図 側面図 平面図 主投影図 旋削加工 フライス加工 補助投影図 部分投影図 局部投影図 回転投影図 部分拡大図 断面図 ハッチング 全断面図 片側断面図 部分断面図 多数断面図 隠れ線

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第4章 寸法の表し方

■内容紹介
長さ、半径、角度といったさまざまな寸法の記入方法を理解することで、読み手に対して認識の違いを与えない図面を作成する。より見やすい図面にするために、基本ルールに加え、配置場所の工夫および記号の活用や省略を行う。

■理解が深まる専門用語

寸法補助線 引き出し線 寸法補助記号 直列寸法記入法 並列寸法記入法 累進寸法記入法 座標寸法記入法 半径寸法 球寸法 穴寸法 ドリル加工 座ぐり加工 リーマ加工 タップ加工

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第5章 機械要素図面

■内容紹介
ねじ・ばね・歯車といった機械要素の種類や表記方法、それぞれの注意ポイントを理解する。複雑な機械要素は簡略図で表すこともでき、必要に応じて仕様がわかる要目表を用いる。

■理解が深まる専門用語

三角ねじ 角ねじ 台形ねじ 外径 内径 谷の径 転造ねじ 切削ねじ 有効径 呼び径 メートルねじ 管用ねじ 深座ぐり 引張コイルばね 圧縮コイルばね 自由高さ 平歯車 はすば歯車 平行軸 公差軸

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第6章-1 大きさや形の「精度」の表し方(寸法公差)

■内容紹介
公差は部品の組み付けができるよう適正に設定することが重要。加工方法によって適応されるJIS規格が違うため、それぞれの普通公差を確認し図面を作成することで、効率性、視認性を高くする。

■理解が深まる専門用語

寸法公差 基準寸法 ノミナル値 軸受 軸 プラス公差 マイナス公差 寸法許容差 普通公差 累積公差

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第6章-2 大きさや形の「精度」の表し方(はめあい公差)

■内容紹介
軸と軸受、軸と歯車などの組み合わせの設計では、高いはめあい精度が要求される。機械の使用目的に応じた精度になるように「H7g6」など、非常に多くの公差域と公差等級の中から適した組み合わせを選択できるようにする。

■理解が深まる専門用語

はめあい公差 すきまばめ しまりばめ 中間ばめ 最小すきま 最大しめしろ 公差域 公差等級 寸法許容差

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第6章-3 大きさや形の「精度」の表し方(幾何公差)

■内容紹介
旋盤やフライス盤などの一般的な加工知識、および加工した部品の測定方法を理解する。真円度・直角度・平面度といった全15種類の幾何公差の記号と図面での指示の仕方を理解する。幾何公差を適切に図面で指示することで、ゆがみやそりなどの形状の不良を防ぐことができる。

■理解が深まる専門用語

幾何公差 ダイヤルゲージ 単独形体 関連形体 位置度 真円度 円筒度 直角度 平行度 傾斜度 データム

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第7章 加工部の表し方

■内容紹介
表面粗さについて、粗仕上〜鏡面仕上の精度の違いと、必要となる加工方法について理解する。設計者は部品要求、および加工コストを考慮して表面粗さを設定する必要がある。また旧JISと新JISで使用する記号の違いにも注意する。

■理解が深まる専門用語

表面粗さ 断面曲線 粗さ曲線 算術平均粗さRa 最大高さ粗さRz  粗仕上 並仕上 鏡面仕上 融接 圧接 ろう接 アーク溶接 ガス溶接 溶接継手 開先溶接 すみ肉溶接 シーム溶接 十字溶接 十字継手

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第8章 図面の管理と運用

■内容紹介
図面作成完了後、図面の記載内容に間違いや不備がないか確認する。チェックリストを準備し「図面の書き方」「設計的に問題ないか」などしっかりと自己検図を行い、設計経験の豊富なベテラン設計者にもチェックを依頼する。

■理解が深まる専門用語

検図 設計審査(DR) 自己検図 設計仕様書 チェックリスト 計画図 見積図 試作図 製作図 図面庫

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第9章 組立図の表し方

■内容紹介
一般に初心設計者が作成することの少ない組立図(レイアウト図や構想図など含む)であるが、ここでは何が組立図に表現されているのかを理解する。組立図に示された部品一覧から部品の材料、部品の相互関係、数量を示す部品表(BOM)が作られる。部品表は製造業の生産活動において非常に重要な情報になっていることを理解する。

■理解が深まる専門用語

組立図 総組立図 部分組立図 部品図 レイアウト図 バルーン 部品表 E-BOM M-BOM

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第10章 部品図の作成方法

■内容紹介
第1章から第9章までに身につけた製図知識を使って、題材の組立図に使われている主要部品の図面を手書きで作成する。ヒントとステップ毎の解答を確認しながら進めることで、部品の基準の理解、三面図の作成、分かりやすい寸法記入の仕方、適切な公差や表面粗さの設定が自然とできるようになる。

■スライド紹介 ※実際に学習するe-ラーニングのスライドの一部となりますので、ご参考ください。
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受講者特典

特典タイトル種類容量効果
【特典1】
 CADの基礎と使い方講座
動画
約19分はじめてCADを使う方がどのようなアプローチで図面を描いていけば良いのかを解説した動画ですので、CADをやさしく理解することができます。
【特典2】
 製図超入門講座テキスト
 練習問題テキスト
冊子
2冊本テキストは動画講座の補足用参考書としてご利用頂けます。ですので「eラーニングの復習に使いたい」「テキストにメモをしたい」という方に適しています。
【特典3】
 機械材料の記号講座
動画
約4分この特典動画では、機械部品に使用する主な材料の記号の見方を解説していますので「機械材料の記号」をしっかり学べます。

※上記の特典は、本講座受講者は受け取ることができます。

 


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