機械要素入門講座(メカトロ編)のカリキュラムは
メカトロニクスの知識が0
でも図解豊富な演習でラクラク理解できる構成となっています。

 身につく仕組み

イラストを用いた説明
本講座では細かい説明を聞かなくてもイラストを見ているだけで理解できるように、スライド構成が工夫されています。

即活用できる知識が身につきます。
本講座は『設計者が実際に使うこと』に徹底的にこだわったプログラム。メカトロニクスの機械要素に関する知識はもちろん、設計の最初から部品選定までどう進めるかなど、設計業務の中で活用するための力が身につきます。

確認テストと演習問題
講座の随所に演習問題を配置し、その解答はスライドと音声でわかりやすく解説しているので初学者はもちろん、メカトロニクスの機械要素についてしっかり学びなおそうとしている方にも最良の教材となっています。

 継続できる仕組み

学習計画サポート
学習進捗管理表を使って、スケジュール目安を設定し学習を進めることができます。

すき間時間での学習
パソコン、スマートフォン、タブレットに対応しているので、忙しくてもすき間時間を活用しながら学習を進めることができます。

eラーニング教材
映像で繰り返し学ぶことで、細切れになりがちな知識を確実に習得していきます。1つずつ理解を積み上げていくことが継続のポイントです。

リフター・コンベヤの事例を使い学ぶことで
機械設計者に必要なメカトロ知識が身につきます。

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機械要素入門講座(メカトロ編)のカリキュラム

講座タイトル講座内容
第1章
メカトロニクスとは・電気や制御の基本を理解しておくことの重要性について
・本講座の解説範囲について紹介
・メカトロニクスを構成する要素について
・具体例(メカニクスのみ)
・具体例(メカニクス+アクチュエータ+スイッチ)
・具体例(メカニクス+アクチュエータ+センサ+シーケンス制御)
・具体例(メカニクス +アクチュエータ+センサ+フィードバック制御)
・メカトロニクスの対象となる製品・分野とは?
第2章
メカトロニクス設計のプロセス・一般的なメカトロ機械の設計プロセスについて
・お客様から提示される「設備仕様書」に基づき設計がスタートする
・構想設計および打ち合わせの進め方と、注意点について
・題材のリフターについて、仕様の確認方法を理解する
・装置の目的、ワークの仕様、リフターやラインの仕様などを確認する
・全体のプロセスにおける「構想設計」の重要度を理解する
・詳細設計における、機械設計者と電気制御担当の役割を理解する
・フローチャート、タイムチャートの役割について
・題材のリフターの「設計検討事例」を紹介
第3章
制御の基礎・制御の目的について
・身近な製品を例えにして制御を理解する
・シーケンス制御とフィードバック制御の違いとは?
・シーケンサと接続機器の構成を理解する
・プログラム作成に使用するフローチャートとは?
・タイムチャートの具体的な書き方について
・サーボ制御とプロセス制御の使用方法の違いについて
・ON-OFF制御の欠点を補うことができるPID制御について
・P制御、PI制御、PD制御の特徴を理解する
・リフターを例にして、シーケンス制御を理解する
第4章
センサおよびコントローラーの基礎・身近な製品に使用されているセンサ種類について
・光、音、圧力、磁気など、センサが検知できる範囲について理解する
・設計者が知っておくべき、産業機械で使用する代表的なセンサとは?
・押しボタンスイッチ、トグルスイッチなどスイッチの種類と特徴について
・スイッチとセンサの比較、それぞれのメリットについて
・センサの種類と使用用途について理解する
・リフターを題材に、具体的なリミットスイッチの使用例を確認する
・光センサ、近接センサなどの非接触式センサの特徴と使用メリットについて
・狭い場所に設置する場合、どのようなセンサを選択すると良いか?
・産業機械におけるセンサの主な用途を紹介
・パソコン、マイコン、PLCといったコントローラーについて
・コンピューターをメカトロニクスで用いる場合の、入力・出力の接続方法
・光や熱などの物理量については、どのように計測されるのか?
・シーケンサの内部構造、入力・出力の接続方法を理解する
第5章
空気圧油圧のきそ知識・空気圧システムや油圧システムの原理となる「圧力」とは?
・質量が同じ重りでも、接触面積が小さくなると圧力は増加する
・工学単位からSI単位への換算方法を理解する
・絶対真空を基準とした「絶対圧」と大気圧を基準とした「ゲージ圧」
・空気圧や油圧シリンダを利用選定するための「パスカルの原理」とは?
・「密度」について、どのような条件で大きくなり、小さくなるのか理解する
・「粘度」について、どのような条件で高くなり、低くなるのかを理解する
・「流量」とは何を示し、どのように求めて、どんな単位を使うのか理解する
・流量と、流速の関係について
・空気圧や油圧の配管設計において、考慮が必要な「圧力損失」とは?
第6-1章
空気圧アクチュエータの基礎(種類や構造について)・空気圧、油圧、電動、それぞれのアクチュエータのの動力源について
・空気圧、油圧、電動、それぞれのアクチュエータの使用メリットとは?
・空気圧シリンダの推力の求め方を理解する
・空気圧シリンダのピストン位置検出について
・空気圧シリンダの構造と種類について、名称と役割を理解する
・空気圧シリンダを機械に支持する方法について
・ロータリアクチュエータ、エアチャック、空気圧モータの特徴と使用方法
・題材のリフターを使用した「ガイド付きシリンダの選定例」の紹介
第6-2章
空気圧アクチュエータの基礎(関連機器について)・空気圧システムを構成する、関連機器の組み合わせについて理解する
・空気圧調整ユニットの構成部品と、それぞれの役割について
・機械を適切にコントロールするための、方向制御弁や流量制御弁の働き
・電磁弁(ソレノイドバルブ)の仕組みを理解する
・電磁弁(ソレノイドバルブ)の種類と使用方法などを理解する
・産業機械でよく用いられる電磁弁の主な種類と、選定方法を理解する
・空気圧シリンダや電磁弁を接続する際に使用する配管について
・配管部品の設置方法と、メンテナンス性について
・空気圧シリンダの空気消費量の計算方法を理解する
第6-3章
空気圧アクチュエータの基礎(空気圧の回路について)・コンプレッサから供給された空気の流れについて理解する
・空気圧回路図の具体的な書き方を理解する
・空気回路に用いる「空気圧シンボル記号」について
・主な空気圧シリンダについて、記号を見てイメージできるようになる
・構成される機器の接続について、回路図での表し方を理解する
・空気圧調整ユニット、バルブなど、構成する機器の種類と役割について
・回路図作成におけるJISのルールを確認する
・リフターの空気圧回路の設計例を紹介
第7章
油圧アクチュエータの基礎・油圧シリンダ、油圧モータなど、油圧アクチュエータの種類を把握する
・空気圧とは異なる「油圧の特性」について、使用用途やメリットを理解する
・ポンプ、制御弁、油タンクなど「油圧システムの5大要素」について
・油圧ポンプの種類を把握し、必要な圧力に適したポンプを選択する
・圧油の流れる方向、量、圧力をコントロールする制御弁について
・供給する油を貯めておくための「油タンク」の特徴と役割について
・油圧シリンダ、油圧モータなどの「油圧アクチュエータ」の種類と役割
・油圧回路を作るときに補助的に用いる「油圧アクセサリ」の種類と役割
・JISで規定された油圧回路図の記号について
・空き缶を潰すためのプレス機を参考に、設計フローを確認する

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