伝熱工学入門講座伝熱工学入門講座

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機械設計特化型eラーニング

eラーニング利用実績

取引企業総数

706

上記の中で137社が
東証上場企業

eラーニング受講者延数

15,049

当社調べ。2016年4月〜
2024年5月の間の登録数

  • 自動車
  • 一般機械
  • 精密機器
  • 家電製品
  • 重工業
  • 半導体
  • 電子機器

東証上場企業137社、他550社以上の
さまざまな業種、規模のお客様に
ご利用いただいています。

ハグミー

若手エンジニアを抱える法人様
(教育担当者様)へ

新人へ伝熱工学の知識を教える時間の余裕がない、教えるノウハウがない」とお悩みではないでしょうか?本講座は累計受講者15,000名以上(延べ人数)、法人受講者数700社以上の実績あるMONO塾Eラーニングシリーズとなります。設計歴20年以上の経験豊富なメンバーによって設計歴1~7年程度の若手・中堅エンジニア向けに製作された教材です。ですので、ただ知識を覚えるだけでなく、ちょっとした設計の勘所を随所に入れています。一般的な講座で学習するよりも、より実践的な知識の習得が可能です。受講者へは、講座修了後「修了証」の発行も行っております。ぜひ社内研修用の教材としてご検討ください。

あなたは、伝熱の問題について
このようなお悩みを抱えていませんか?

いざ学ぼうとしてもわからない…。学校で学んだ知識がつかえない…。いざ学ぼうとしてもわからない…。学校で学んだ知識がつかえない…。

熱の伝わり方がイメージしにくい…

伝熱工学では、熱伝導、熱伝達、熱放射といった概念を扱うが、これらの熱の伝わり方を具体的にイメージすることができない。

熱伝達の計算が複雑…

伝熱工学の問題を解く際、特に熱伝達に関する計算は複雑であり、どのように解き進めて良いかわからなくなる。また、異なる材料間の熱伝達係数をどのように扱うべきか、判断が難しくてわからない。

実際の工学問題への応用が難しい…

伝熱工学の理論を理解しても、それを実際の工学問題にどう応用すべきかわからない。実際の機械における熱管理の問題解決に、どのように伝熱工学の知識を活用すれば良いのかわからない。

伝熱工学の用語や概念の理解に苦労する…

伝熱工学には特有の用語や概念が多く、それぞれがどのような現象を表しているのか、その理解に苦労する。たとえば、放射率や熱伝導率など、パラメータの物理的な意味を理解するのが難しい。

本講座では、設計に必要な
伝熱工学の知識を習得できます!

伝熱工学の基本的な概念を理解することで、熱の伝わり方を具体的にイメージできるようになる!

伝熱工学で使用する計算式を理解することで、計算能力が向上し熱問題の解決能力が高まる!

多くの演習問題に取り組むことで、理論と実践的な知識を両方身につけることができる!

本講座は、伝熱工学の基礎から応用までの知識を身につけ、
実際の工学問題への適用能力を高めることができます

  • 第1章伝熱工学の全体像
  • 第2章熱伝導
  • 第3章熱通過と熱交換器
  • 第4章対流熱伝達
  • 第5章沸騰や凝縮を伴う熱伝達
  • 第6章熱放射

第1章では伝熱工学の全体像を把握し、熱の基本的な考え方を学びます。第2章では、物体内で熱がどのように移動するかに焦点を当てた熱伝導の学習を通じて、これらの原理が実際の技術や設計にどのように適用されるかを学びます。第3章では、流体と固体間での熱の移動、特に熱通過と熱交換器の原理と設計に焦点を当てます。第4章では、流体と固体が接するところで起きる複雑な対流熱伝達の現象を明らかにし、それを実際のエンジニアリングの問題にどう活かすかを学びます。第5章では、沸騰や凝縮のような相変化が起こる熱伝達のプロセスを詳しく学び、これらの現象が熱伝達をどのように効率的にするかを理解します。第6章では、物体から放出される電磁波のエネルギーやそのやり取りのしくみを学び、熱放射が工学的な設計にどう影響を及ぼすかを調べます。このカリキュラムを通して、学習者は伝熱工学の基礎から応用に至るまでを幅広く理解し、実際の技術的な問題に対する解決策を提案できる能力を身につけます。

カリキュラムの詳細は、ページ下部の説明をご確認ください。

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機械エンジニアにとって「伝熱工学」の知識は、
様々な設計課題に対応するための強力なツールとなります

建築物のイメージ

伝熱工学を理解することは、建築物の熱環境を設計することに似ています。建築物の設計において熱の流れをコントロールするが重要であるように、機械やシステムにおいても「熱伝導、熱伝達、熱放射」を管理することが重要です。

熱伝導とは、建物の壁や床を通る熱の移動のように、機械設計においては部品や材料を通して熱が移動することを指します。熱伝達は、エアコンのない日本の古い家が風通しを良くして涼しさを保つ開放的な設計と同じように、機械の部品を外気を利用して効率的に冷却する方法を指します。熱放射は、太陽光が建物内に入り室内を温めるように、機械システムや部品が放射により熱を放出または吸収する様子を指します。

機械設計における熱管理は、建築物の熱環境設計とは異なる応用が求められますが、伝熱の基本原理は共通しています。

建築物も、伝熱工学の基本原理は共通だね!建築物も、伝熱工学の基本原理は共通だね!

これらのプロセスを適切に理解し、制御することによって、機械設計エンジニアは機器の性能を最適化し、オーバーヒートやエネルギー効率の悪化を防ぎます。機械内での熱の挙動をコントロールすることは、信頼性の高い設計を実現し、メンテナンスの軽減や寿命の延長にも直結します。

熱を制御することで
防ぐことができる!

材料の熱損傷
材料の熱損傷

設備の過熱
設備の過熱

エネルギー効率の低下
エネルギー効率の低下

重要度が増している「伝熱工学」の知識

伝熱工学の知識は、今日の工業技術における多様な応用分野での課題解決にも直結します。

たとえば、電子機器の小型化と高性能化は、放熱設計の難易度を上げており、この問題に対処するためには伝熱工学が欠かせません。また、自動車産業における電動化の進展も、従来の熱管理方法とは異なる新しいアプローチを必要としています。

製造プロセスにおいても、伝熱工学は重要な役割を果たします。省エネルギーと効率化は、現代の製造業において重要なテーマであり、熱の効率的な利用と管理はこれらの目標達成に直結しています。

これらの具体的な応用例は、伝熱工学が単に基礎的な学問領域であるだけでなく、実際の工業技術の進展と緊密に関連していることを示しています。機械設計エンジニアは、伝熱工学の知識を活用して、より効率的で革新的な機械の設計と開発を行うことができるのです。

多くの分野で活用されている多くの分野で活用されている

そのため、伝熱工学の知識がないままだと…「過剰な発熱」や「冷却不足」「エネルギー効率の低下」など、機械やシステムの性能に深刻な影響を及ぼす可能性がある。そのため、伝熱工学の知識がないままだと…「過剰な発熱」や「冷却不足」「エネルギー効率の低下」など、機械やシステムの性能に深刻な影響を及ぼす可能性がある。

知識不足による影響(例)

  • 熱伝導の誤解

    熱が材料や部品を通じてどのように伝わるかの誤解は、適切な材料選定や設計の失敗につながる。これにより、機械が過剰に加熱され、部品の寿命が短くなる可能性が高くなる。

  • 熱伝達の見積もりミス

    冷却システムや熱交換器の設計で熱伝達率を正しく見積もれない場合、システムの冷却性能が不十分になり、過熱による故障や性能低下の原因となる。

  • 放熱設計の誤算

    電子機器や機械の放熱設計において、必要な放熱量の計算を誤ると、装置が過熱し、信頼性や安全性が著しく低下する。

  • 熱放射の理解不足

    熱放射の効果を過小評価した場合、特に高温環境下での機械や部品は想定外の温度上昇を経験し、機能不全や材料の劣化を引き起こすことがある。

伝熱工学の知識を「実際の設計現場」で活用するには?

学校の伝熱工学の授業では、基本的な熱伝導、熱伝達、熱放射の原理と計算法が教えられます。しかし、実際の設計現場では、これらの原理を様々な材料、形状、環境条件に適用し、予測不能な要素を考慮する必要が生じます。たとえば、電子機器の放熱設計では、高密度に配置された半導体が局所的に発する熱をどのように処理するか、産業用ボイラーや熱交換器では、流体の動きや化学反応による熱影響をどう考慮するかが問われます。

ステップ

MONO塾では、3ステップを踏むことで
伝熱工学の「実践的な知識」を身につけることができます。

STEP1

熱の「基本概念」の理解

熱伝導、熱伝達、熱放射といった伝熱工学の基礎概念から学びを始めます。これにより、熱の挙動を正確に理解し、予測して制御するための土台を築きます。

STEP2

数学的モデル化と「計算方法」の理解

これらの熱の現象を数学的に表現し、公式と計算を駆使して具体的な工学問題に応用する技術を身に付けます。この段階で、伝熱工学の理論的な枠組みがはっきりとします。

STEP3

実践力向上のための「演習」にチャレンジ

実際の演習を通して学んだ理論を現実の設計課題にどう生かすかを体得します。設計現場で遭遇する様々な問題への対応力を養い、効果的な解決策を導出する能力を鍛えます。

3ステップで実践的な知識を身につけ設計現場で活用する!3ステップで実践的な知識を身につけ設計現場で活用する!

なぜ、MONO塾のEラーニングでは
初心者でも「基礎から実践レベルまで」
伝熱工学の知識が身につくのか?

理由1身近な事例を用いて、数式の「意味や目的」を直感的に理解できる

この講座では、身近な事例を用いて理解しやすく説明しています。そのため、単に複雑な方程式の解法を覚えるのではなく、直感的な理解が深まります。学習意欲が増し、知識の積極的な吸収が促されるため、初心者でも安心して学習に取り組めます。

身近な事例で学ぶことができるよ!初めてでも安心だね!身近な事例で学ぶことができるよ!初めてでも安心だね!

<身近な事例を用いた説明> 
※講座内の一部を紹介しています

ゆで卵の事例

熱伝導を「ゆで卵」を例に理解する

コーヒーカップの事例

熱通過を「コーヒーカップ」を例に理解する

ビニールハウスの事例

熱放射を「ビニールハウス」を例に理解する

専門書

難しい数式ばかりで理解できない…

本教材

数式の意味と目的もわかりやすく解説
されているので、理解しやすい!

理由2機械系の視点からの「事例」と「演習問題」で理解を深める

この講座は伝熱の基本プロセスに沿いながらも、機械系の視点からのアプローチも取り入れています。これにより、実践的な知識を効率的に習得できます。複雑な数式の導出よりも、伝熱の本質的な理解に重点を置くことで、深い理解が可能になります。

機械系エンジニアに役立つ事例・演習が多い!実践力が身につくね!機械系エンジニアに役立つ事例・演習が多い!実践力が身につくね!

<身近な事例を用いた説明> 
※講座内の一部を紹介しています

熱伝導

パイプの中を温水や冷水が流れていて、パイプが熱せられたり冷却されたりしているときのパイプの「熱伝導」を考える。

放熱量

寸法を変えた場合、材料を変えた場合など、条件によって変化するフィンの「放熱量」を考える。

<演習問題> 
※講座内の一部を紹介しています

熱伝導

モーターの発熱を抑えるためにアルミ製ヒートシンクを使用。フィンの数と放熱量が決まっている状況で、特定の外気温とフィン根元の温度で「フィンの必要な長さと効率」を計算する。

放熱量

風で電子基板を冷却する時の「平均熱伝達率」を計算する。基板は決まった温度にあり、一定の流速と温度の風が平行に流れている。風は層流とし、計算に必要な公式と空気の物性値が決まっている。

専門書

機械系エンジニアに向けた事例が少ない。

自分に適していない

本教材

豊富な事例と演習で、実践的な能力が効率的に身につく!

習得しやすい!

「MONO塾オリジナルのテスト・演習問題」で、
伝熱工学の知識を定着させる

MONO塾では、基本知識はもちろん、実際の設計でどう使うかなど、
ただ用語や公式を暗記するのではなく、基本知識が設計の中でどのように活用されるのか
といった【考える力】が本講座で身につきます。

MONO塾の豊富な
アウトプット!

  • 1.演習問題

    各章の中で用意された「演習問題」を解きます。
    図解でわかりやすく解説されているため、理解を深められます。

  • 2.章末テスト

    各章の最後に「穴埋め問題、◯×問題」などのテストを受けます。
    学んだ内容について、理解度を確認できます。

  • 3.理解度確認テスト(全50問) 

    講座全体の理解度を測るための「最終テスト」になります。

アウトプット

伝熱工学入門講座の
カリキュラムをチェックする

第1章

伝熱工学の全体像

伝熱工学の概念及び本講座の全体像、伝熱工学を学ぶための「前提知識」を理解する

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・本講座の全体像と学習の流れを理解する
・熱力学と伝熱工学の関係を理解し、それぞれの用途の違いを知る
・温度とは何か?物体の熱エネルギー状態を理解する
・熱とは、力学的エネルギーや電気エネルギーと同様にエネルギーのひとつである
・絶対零度とは?振動が停止する温度を理解する
・熱力学の第一法則から第三法則について簡単におさらいする
・熱エネルギーの移動原則を理解する
・エントロピー増大の原理とクラウジウス、トムソンの原理を身近な例から理解する
・熱の伝わり方は「熱伝導」「熱伝達」「熱放射」 の3種類である

〈理解が深まる専門用語〉

伝熱工学 熱力学 熱 温度 分子運動 振動エネルギー 絶対零度 ケルビン 熱力学の第一法則 熱力学の第二法則 熱力学の第三法則 エントロピー増大の原理 クラウジウスの原理 トムソンの原理 熱伝導 熱伝達 熱放射

第2章

熱伝導

非定常状態と定常状態の熱伝導、フーリエの法則、温度変化の影響などを理解する

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・温度変化に伴う「非定常状態」の概念を理解する
・非定常状態と定常状態における熱伝導の違いを理解する
・熱伝導が非定常状態から定常状態へと移行する過程を理解する
・熱量と伝熱量、時間の関係性について学ぶ
・伝熱量が面積に依存する性質を理解する
・伝熱量と面積の比例関係、および「熱流束」の定義を学ぶ
・温度勾配と熱流束の関係性、及び「フーリエの法則」について理解する
・熱伝導率が物質特有の値であること、及びその意味を学ぶ
・日常にある物質の熱伝導率について学ぶ
・温度変化による熱伝導率の変動を理解し、その影響を学ぶ
・具体的な例を用いて平行平面板の熱伝導を理解する
・複数枚の平行平面板が重なる場合の熱伝導の変化を学ぶ
・パイプを例にして、円管の熱伝導について理解する
・形状が変わる場合でも、フーリエの法則を使い伝熱量の計算を行う
・非定常熱伝導の時間による温度変化と定常熱伝導との違いを理解する
・一様な温度を持つ物体の熱伝導を理解するために比熱と熱伝達率を理解する
・流体が流れる平板の熱伝達を「ニュートンの冷却法則」を用いて理解する
・物体の比熱、密度、体積、熱伝達率を用いて温度変化を計算する方法を身につける
・フーリエの微分方程式を用いて1次元非定常熱伝導を理解する
・熱拡散率と長さが異なる物体でもフーリエ数が同じなら同様の温度分布になることを学ぶ
・初期条件と境界条件を適用して非定常熱伝導の温度分布を計算する方法を学ぶ
・フーリエの微分方程式による2次元・3次元定常熱伝導の数値解析を理解する
・表計算ソフトで発生する循環参照の問題と回避方法を学ぶ
・反復計算機能を使い、連立方程式なしでの数値解析手法を身につける

〈理解が深まる専門用語〉

定常熱伝導 非定常熱伝導 熱変性 定常状態 熱量 伝熱量 熱流束 熱伝導率 温度勾配 フーリエの法則 積分定数 比熱 熱伝達率 ニュートンの冷却法則 伝熱面積 蓄熱量 熱拡散率 フーリエの微分方程式 偏微分 1次元非定常熱伝導 2次元定常熱伝導

第3章

熱通過と熱交換器

熱通過のメカニズムを理解し、熱交換器の設計と効率化の原理を学ぶ

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・コップの外側の温度変化を通じて物体と流体間の熱伝達の概念を理解する
・熱伝導と熱伝達を組み合わせた「熱通過」のプロセスを理解する
・平板の熱通過を例に、定常状態での熱伝達の概念を理解する
・熱伝達率が物体の材質ではなく、流体の性質や流れ方によって変わることを学ぶ
・定常状態では、物体内の伝熱量と物体から流体への伝熱量が等しい関係にある
・熱伝導と熱伝達のどちらが優勢なのかを表している値である「ビオ数」について
・熱通過率の計算において最小の熱伝達率や熱伝導率が重要であることを理解する
・フィンが熱交換の効率をどのように高めるかを学ぶ
・フィンを利用した熱伝達のメカニズムを理解する
・フィンの放熱量計算における境界条件の設定方法を理解する
・双曲線関数を使ってフィンの熱伝達を簡略化する手法を身につける
・フィンの効率を計算し、理想と現実の放熱量の差を評価する方法を学ぶ
・熱交換器の基本的な機能と、ボイラーやクーラーなどでどう使われているかを学ぶ
・熱交換器が単に高温流体から低温流体へ熱を伝える装置であることを理解する
・隔壁式、蓄熱式、直接接触式の熱交換器の違いとそれぞれの特徴を理解する
・隔壁式熱交換器の一般的な構造と種類について学ぶ
・蓄熱式熱交換器の機能と高温流体から低温流体への熱の伝達過程を理解する
・熱交換器の効率性に関わる並流式と向流式の違いとその利点を学ぶ
・熱交換器の温度効率を定義し、その計算方法と意義について理解する

〈理解が深まる専門用語〉

熱通過 熱交換器 ビオ数 全熱抵抗 熱通過率 熱伝導抵抗 熱伝達抵抗 フィン 双曲線関数 フィン効率 逆双曲線関数 隔壁式熱交換器 蓄熱式熱交換器 直接接触式熱交換器 シェル&チューブ熱交換器 プレート熱交換器 フィン付きチューブ熱交換器 スパイラル熱交換器 並流式熱交換器 向流式熱交換器 対数平均温度差 温度効率 熱容量流量

第4章

対流熱伝達

自然対流と強制対流の原理を理解し、効率的な熱伝達の設計と解析方法を学ぶ

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・対流の基礎として、固体から動く流体への熱伝達プロセスを学ぶ
・流体が静止している状態の熱伝導の理解を深め、熱流束と温度分布の計算方法を理解する
・温度と密度の関係について学び、高温での分子運動と密度の変化を理解する
・自然対流のメカニズムを理解し、流体が自然に流れる現象とその熱伝達効果を学ぶ
・強制対流の原理を学び、装置を用いて流体を動かすことによる熱伝達プロセスを理解する
・速度境界層の概念を理解し、その変化について学ぶ
・層流境界層と乱流境界層の違いを学び、それぞれの特性を理解する
・無次元数の概念を習得し、レイノルズ数、ヌセルト数、プラントル数などの重要性を理解する
・流体の熱伝達率と熱伝導率の関係を示すヌセルト数について学び、物理的意味を理解する
・液体のプラントル数と温度の関係を学び、温度境界層の厚さに関する理解を深める
・体膨張係数の概念を習得し、流体の体積膨張率を理解する
・レイリー数を通じて自然対流の発生条件を学び、その熱伝達メカニズムを理解する
・対流熱伝達分析では、連続、運動量、エネルギーの式を用いて熱伝達の挙動を明らかにする
・連続の式について学び、微小空間での流体の質量変動を理解する
・対流熱伝達を理解するための基本方程式「連続の式」「運動量の式」「エネルギーの式」を学ぶ
・実験式は研究者により異なることがあり、参考文献によって数値が変わることを理解する
・円管の熱伝達は内部流れと外部流れに分けて学び、その特性を理解する
・円管内の流れでは、速度境界層が入口から進行し、最終的には管全体に影響を及ぼすことを学ぶ
・温度差が引き起こす自然対流の原理を理解し、その影響で流体が上昇や下降することを理解する

〈理解が深まる専門用語〉

対流熱伝達 自然対流熱伝達 強制対流熱伝達 速度境界層 層流 乱流 層流境界層 乱流境界層 遷移領域 温度境界層 平均熱伝達率 局所熱伝達率 無次元数 レイノルズ数 動粘性係数 臨界レイノルズ数 ヌセルト数 プラントル数 グラスホフ数 臨界グラフホフ数 レイリー数 臨界レイリー数 連続の式 運動量の式 エネルギーの式 速度助走区間

第5章

沸騰や凝縮を伴う熱伝達

沸騰と凝縮の現象を通じて相変化が熱伝達に与える影響を学び、工業的応用への理解を深める

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・凝固、融解、昇華などの相変化の種類を学び、それぞれの熱伝達プロセスについて学ぶ
・膜状凝縮と滴状凝縮の違いを理解し、設計でなぜ膜状凝縮を基準にするかを学ぶ
・潜熱の概念を習得し、物質の相変化に伴う熱量の重要性を理解する
・飽和蒸気温度の意味を学び、その温度で起こる相変化を理解する
・ガリレイ数が膜状凝縮にどのように影響するかを理解し、その役割を学ぶ
・垂直平板での膜状凝縮を例に、状凝縮の基本を理解する
・沸騰曲線とバーンアウト現象を通して、沸騰熱伝達のメカニズムを学ぶ
・核沸騰とバーンアウト熱流束の計算方法を理解し、それらの見積もり方を学ぶ

〈理解が深まる専門用語〉

凝縮 沸騰 相変化 凝固 融解 昇華 膜状凝縮 滴状凝縮 凝縮潜熱 潜熱 飽和 顕熱潜熱比 ガリレイ数 沸騰曲線 強制対流沸騰 プール沸騰 核沸騰 膜沸騰 バーンアウト熱流束 ヒステリシス 沸騰熱伝達

第6章

熱放射

熱放射の原理を学び、物質間のエネルギー交換の仕組みを理解する

〈eラーニングのスライド一部〉

スライドスライドスライドスライド

〈学習内容を一部紹介〉

・熱放射は、高温の物体から放出される電磁波が他の物体に吸収されて熱エネルギーに変わる現象
・熱放射を通じて、瞬時に遠方に熱が伝達されるプロセスを理解する
・熱放射のメカニズムを習得し、熱の伝達方法を理解する
・赤外線の波長に基づく分類法を学ぶ
・ウィーンの変位則により、物体の温度上昇が放射する電磁波の波長に与える影響を理解する
・黒体がすべての入射エネルギーを吸収する性質を持つことを学ぶ
・単位時間と単位面積当たりに放出される電磁波のエネルギー計算について学ぶ
・波長が色を決定し、単一の波長の電磁波が単色となることを理解する
・物体の表面状態が放射率に与える影響を理解する
・放射率と吸収率の関係を習得し、キルヒホッフの法則に基づく等価性を学ぶ
・放射伝熱量の計算に影響する要素を理解する
・形態係数の推測方法と相互関係について学ぶ
・灰色体の特性と、反射した後に電磁波がどのようになるかを理解する

〈理解が深まる専門用語〉

熱放射 電磁波 可視光 紫外線 赤外線 近赤外線 中赤外線 遠赤外線 マイクロ波 電波 熱線 ウィーンの変位則 黒体 白体 全放射熱流束 単色放射熱流束 黒体放射熱流束 単色黒体放射熱流束 灰色体 プランクの法則 ステファン・ボルツマンの法則 ステファン・ボルツマン定数 放射伝熱 形態係数 形態係数の総和関係

自分のペースに合わせて
学習を進める

eラーニング学習のメリットは、自分のペースで学習することができることです。
「今すぐに伝熱工学の知識を身につけたい」という方は、1日の学習時間を集中してとることで短期間ですべてのカリキュラムを受講することができます。また「仕事をしながら自分のペースで学びたい」という方は、1日20分程度の時間から受講できますのでご自身で計画を立てながら進められます。

日々の学習イメージ

01

受講ページを確認する

受講ページ

・開始後全てのカリキュラムが閲覧可能です
(優先したい項目から見ることもできます)

01

動画を見る

動画

再生速度を変更できます
(最大で2倍速まで、段階的に調整可能)

02

章末テストを受ける

章末テスト

・各章には章末テスト(数問)があります ※ 章末テストの数は講座によって異なります

02

演習 / 最終理解度テストを受ける

演習/最終理解度テスト

・講座内に演習問題があります
・最後に最終理解度テスト(50問)があります
※ 演習 / 最終理解度テストの数は講座によって異なります

03

修了証(PDF)を受け取る

修了証

・受講完了後に修了証を受け取れます
(受講ページ内の申請フォームから依頼)

03

復習する

復習

・1年間何度でも復習できます
・テストも繰り返し受けられます

伝熱工学入門講座の概要
伝熱工学の基礎から応用までを習得する

概要概要

パソコン・タブレット・スマートフォンで閲覧できます ※「テスト問題」を解く際は、パソコン環境が推奨です。

販売価格/1アカウント

パソコン・タブレット・スマートフォンで閲覧できます ※「テスト問題」を解く際は、パソコン環境が推奨です。

再生時間320分(カリキュラム全6章分)

閲覧可能期間1年間

eラーニング以外の3大特典

  • 特典1:伝熱工学入門講座テキスト(106ページ)
  • 特典2:工学知識きその基礎講座 Eラーニング
  • 特典3:Excelツール(全14種類)

支払い方法支払いは、「クレジット支払い」「銀行振込み」「コンビニ払い」をお選び頂けます。

法人でお申込みされる方へ

● 3名以上(アカウント複数申請)で法人割引(最大30%割引)をご利用頂けます。
● 希望される場合は請求書発行(PDF、郵送)をご依頼頂けます。

お求めやすい方法で購入いただけます。

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受講者全員に“設計に役立つ
3つの特典”をプレゼントします

特典
1

読んで学べる!書き込める!お調べ帳としても活用できる!
講座テキスト(106ページ)

本テキストは動画講座の補足用参考書としてご利用頂けます。ですので「eラーニングの復習に使いたい」「テキストにメモをしたい」という方に適しています。

eラーニング同様、図解で説明していますので初心者の方でもわかりやすい。読み進めるだけでイメージができるので理解が進んでいきます。どうぞご自宅や作業デスクなどに置いてご活用ください。

便覧や参考書、インターネットで調べなくても、テキストにわかりやすく情報がまとめられていますので「お調べ帳」としてもご活用ください。

特典
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ビギナー設計者必見!最低限必要な基礎知識を学ぶ
工学知識きその基礎講座
Eラーニング(3,980円相当)2019/4/1に追加

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本商品は、3,980円で単体販売も行なっています。

設計者にとって、当たり前に知っておくべき最低限必要な工学知識を習得できますので、基礎から学ぶ必要性を感じている方には役立つ学習内容です。

単位 規格 数学 力学 形状 道具

こちらの6つの基礎知識を「 0(工学知識の乏しい状態) 」から習得できます。

「設計業務の中で理解力不足を感じている・・・」
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という不安を感じている方であれば、こちらの「工学知識きその基礎講座」を学ぶことで、他専門分野の知識が学習しやすくなります。

専門知識の学習を始める前に、本講座を事前学習することをオススメします。

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複雑な計算も容易に確認でき、実務スキルが向上する!
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Excelツールを活用することで、複雑な計算が容易になり、実務でのスキルが向上します。エクセルシートに必要なデータを入力するだけで、必要な結果を得られます。この講座の演習問題での使用はもちろん、実務においても効率的な作業が可能になります。

Excelツールを駆使して、実践力を高めよう!Excelツールを駆使して、実践力を高めよう!

金属球が室内に放置された場合の冷却時間計算.xlsx

固体の両側を冷やした時の温度変化.xlsx

ヒートシンクの温度変化.xlsx

以下を含む「全14種類」のエクセルツールが使えます

  • 固体の片側を冷やした時の温度変化.xlsx
  • 2次元非定常熱伝導の例.xlsx
  • 熱交換器の出口温度の計算.xlsx
  • 平板の強制対流の熱伝達率.xlsx
  • 円管内の強制対流の熱伝達率.xlsx
  • 垂直平板の自然対流の熱伝達率.xlsx
  • 通電中の電線の表面温度.xlsx
  • 垂直平板の膜状凝縮の熱伝達率.xlsx
  • 金属線の核沸騰の熱伝達率.xlsx
  • バーンアウト熱流束.xlsx
  • 形態係数.xlsx

よくある質問

質問 グループ割引はありますか?

回答 はい、ございます。同僚や友人と割引を利用したグループ購入をされる場合は「法人購入(複数人での購入)」を行ってください。グループで購入される場合も、法人割引を適応させて頂きます。その場合は、購入代表者の方に全員分のアカウントをご提出頂きます。

質問 請求書の発行はできますか?

回答 はい、できます。法人で「銀行振込」を選択頂きお申込ください、マイページの「購入履歴」からダウンロードいただけます。

質問 分割での購入はできますか?

回答 個人でお申込み&クレジット支払いの方に限り、6回の分割払いができます。

質問 スマホやタブレットでも学習できますか?

回答 はい、スマホ、タブレットでもご視聴頂けます。
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