「教育面で製造業界に貢献したい」

MONOWEBは、インターネットを通してこれまでの日本製造業の常識を変える挑戦を行っています。

株式会社RE
代表取締役 立仙太一

いつもMONOWEBをご利用いただき、ありがとうございます。

私たちは、これまで10年以上製造業の設計部門でコンサルティングを行ってきた経験を活かして、設計知識ゼロの初心者でも簡単に理解できる基礎教育コンテンツをお届けする「MONOWEB」という教育コンテンツを配信しています。

MONOWEBは、よくある専門書や教科書のような学問知識とは違い「設計現場で使える実用的な知識」を設計初心者の方にお届けする基礎教育サービスです。

おかげさまで教育コンテンツの内容に評価をいただき、これまで順調にアクセス数を伸ばし、現在毎月約20万人の方にホームページを利用頂いております。ですが、、、

私たちはもっと日本のものづくりを盛上げたい。

日本のものづくりを盛上げるために、もっとインターネットを通して教育面で貢献したいと思っています。この試みがどれくらい若年層のエンジニア場慣れや、人材育成問題に役立つかは分かりません。ですがここで一つ、製造業界に大きな変化を起こしてみたいのです。

MONOWEB運営は今年で3年目を迎えました。

顧客ゼロ、広告費ゼロから始めましたが、おかげさまで、会員は2016年内に2万人に達する見込みです。記事のネタが思いつかない、ホームページのアクセスが伸びないなどたくさんの挫折もしましたが、なんとか結果的には右肩上がりで成長を続けることができています。

立ち上げから累計のホームページ訪問者数は180万人を超え、協力・提携企業もできました。

MONOWEB会員様からも「いつも参考にしています」「あなたの記事が大好きです」という嬉しい声もよくいただきます。また、中には誰もが知る大手製造企業の役員の方から、「社内の教育資料として使用しています」といった声もいただくほどです。

また最近では、教育コンテンツの記事作成を手伝ってくれる方も集まるようになりましたので、より専門的で、幅広いコンテンツも作成ができています。皆さん私たちの想いに共感し、一緒に日本の製造業を盛上げようという想いで参加してくれているのです。

「どうやってやってるの」

と、古くからつき合いのあるお客様(弊社のお客様には、経営者や技術関係者が多くおられます)からは驚かれます。外から見ていると少人数、小さく始めたサービスが短期間で大きく急成長したり、斬新なマーケティングでビジネスモデルを構築したり、といったようなことが、不思議に映るようなのです。

「一緒に何か仕事がしたい」「仕組みを教えて欲しい」「お客様が集まる方法が知りたい」などなど、たくさんの質問や要望を頂きます。

ですが実は、(あまり大きな声では言えないのですが)結局のところ私たちのやってきたことは、このたった一言につきます。それは、、、

元々持っている設計知識や製造業での経験を元に、情報をインターネット上で公開している、ということです。

ただ、一般の書籍や教科書、製造業について書かれたウェブページと違うのは、MONOWEBは実際に製造部門のコンサルタントとして経験、問題解決をしてきた実体験をネタ元にしているということです。ですので、設計者や製造業に関わる方が見て理解しやすい構成になっているのが特徴です。

もちろんすべての分野を完全網羅しているわけではありませんので、場合によっては書籍や他ウェブページなどを参考にすることもあります。さらに、常にお客様が使いやすいよう、記事の改善、増強も行っています。

今、日本の製造業は大きな問題を抱えています。

以前はものづくりの先端にいた日本ですが、今はアジア諸国によりその地位が揺らぎ始めています。さらに少子化、団塊世代の技術伝承問題、若者の理系離れと、日本製造業を支えるエンジニア不足の問題が深刻になってきています。

しかし、そのような人材不足にも関わらず、ベテラン設計者たちは日々の作業におわれ、技術伝承(新人教育)を十分に行えていません。

そのため、MONOWEBのような誰でもゼロの知識から学べる教育コンテンツが新人教育、現場で使う参考資料として幅広い方の使用ニーズを満たしているのだと思います。

例えばこのような方がいらっしゃいます。

・MONOWEBを会社の新人教育に使用している大手自動車部品メーカー
・MONOWEBを現場の問題解決の参考としている設計者
・MONOWEBを社内資料として印刷保管している設計部門

など、「結果」だけ見るとすごく大げさなものを作っているように思うかもしれませんが、その元ネタは、単に私が3D設計コンサルタントとして経験したことを、コンテンツ化しているだけなわけです。

従来の日本製造業界は「見て盗めの精神」で情報を表に出すことを拒否していましたが、私たちは隠さず、分かりやすく公開している、というだけです。

MONOWEBの誕生

教育コンテンツの情報ってどこから取ってきてるの?と思われるかもしれませんが、その一つは自分たちの実体験です。設計部門のコンサルティングを行っていた時代の経験を、文章化して分かりやすくまとめ、画像や表を作成して完成させています。

なぜならご存知の通り、機械設計は学問として理解しにくい内容が多く、かなり特殊です。例えば、材料力学を勉強するだけで専門学校に通う、数冊の本を読む、なんてこともザラです。また、大抵の書籍はあまりに学問的、専門的すぎて、知識ゼロから学習を始める初心者にとってはまったく理解できません

また、私たちも教育コンテンツを作っているくらいですから、すでにインターネット上にある情報もよくチェックします。作成してみたい分野や興味がわいた内容があると気になって読んでしまいます。

でも、がっかりすることも少なくありません。なぜなら、内容のほとんどがあまりに専門的で理解できなかったり、画像や表などがなく分かりやすくする工夫がされていないからです。

とはいえ、作成者の気持ちも分かります。作成者はいい技術者であっても、人に分かりやすく伝えられるようなライティング技術のあるライターではありません。

設計の質は「コミュニケーションの質」である。

設計とは、アイディアを製品化することがその役目となります。設計者として様々な知識を学び、その知識を活かして世の中に役立つ商品を作りたいと思うことは当然だと思います。また、一人前の設計者になるには非常に多くの知識を身につけることが必要となります。そのため、設計者として成長するために実務経験よりも、「学習」の方が重要だと思われる方も多いことでしょう。

しかし、実際にはさまざまな部署との連携が必要であり、それぞれの意見を取り入れることで世の中のニーズに合った製品が生まれます。そのため、優れた設計者になるためには「設計に関わる人たちのアイディアを取り入れ、コミュニケーションを取りながら進められる」必要があるのです。

そのためMONOWEBでは「コミュニケーションの取れる設計者」になってもらうため、知識については必要最低限の基礎だけを理解いただけるような構成にしているのです。

人材育成の問題。

製造業で働く人はピークの1992年10月の1603万人から、現在では1000万人を割れるという厳しい状況。さらに国内製造業大手が中国など人件費の安い国に向上を移転させていることで、国内製造業の空洞化が進んでいます。

でも、そんな厳しい状況の中でも技術革新、人材育成をしていかなければいけません。今では文系出身者が設計者になることも多いですし、若年就業者が製造業に入る数も減っているため人材育成はかなり深刻な問題です。

それでなくても、新人教育にはとてもお金と時間がかかります。事務作業のように、マニュアルだけ渡して1ヶ月程度研修したら、すぐに使えるようになる、なんてことはありません。だからそれなりの費用と時間をかけて、それなりの経験を積ませないと良い設計者にはなりませんが、新人教育に割く時間がなく、技術伝承できる人材がいないのでどうしようもありません。

少しでも困っている設計者の助けになれたら、

そう思って始めたのがMONOWEBという製造業の教育コンテンツ事業です。自分たちが経験の中で培った知恵、設計者に役立つ情報を、理解しやすい形でインターネット上で公開していくというサービスです。日本の製造業へ「自分たちの得意分野で貢献をしたい」と想う私たちにとっては最もワクワクする事業です。

MONOWEBのことを人に話すと「それなら無料公開せずに自分たちの技術資料として優良販売した方が儲かるんじゃないの?」という声をもらうことがありますが、はっきり言ってそのような想いではこの事業を行っていません。誰でも無料で学べるようにどんどん役立つ情報を公開していくことが、日本のものづくりの未来のためになる、と考えています。

ただ、このような「一般向け」でない「製造業界で働く技術者のため」の教育コンテンツは、書店で出したのでは多くの人に届きにくい。そこで考えついたのが「時代に合ったインターネットで公開する」ことです。

より良い設計者になろうと勉強熱心な方。そういう方々がいつでも気軽にアクセスでき、問題解決ができる教科書のような存在でありたい。

MONOWEBは私たちの「経験」そのものが付加価値にもなるわけなのですが、おかげさまで高い評価を頂いています。というのも、毎日のように感謝のメールを頂けているからです。

最初は手探りでスタートしたこの製造業教育コンテンツ事業ですが、しばらくやってみて、「実際に現場で役に立つ基礎学習コンテンツを届ける」というのは非常に価値のあるサービスだと確信しました。なので、今後も一気にアクセルを踏んで、大幅に増加、改善していきたいと思っています。

今後、設計者が自ら自己成長していける、日々楽しみながら仕事の行える教育環境を提供していこうと思いますので、ぜひご活用ください。