カテゴリー : メルマガバックナンバー

技術競争の先にあるもの

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いつもMONOWEB通信をご購読
頂きましてありがとうございます。

しばらくメルマガの配信が空いてしまいましたが、
本日は、「技術競争の先にあるもの」についてお話ししたいと思います。

あなたは、設計の仕事をされていて
こんなことを考えたことはありませんか?

新製品を開発、設計しても、
すぐにライバルに追いつかれて、売れなくなってしまう

この競争は、いつまで続くのだろう・・・

設計者ならこのようなことを考えた方が
多いのではないでしょうか。

特に、家電製品などのコンシューマ製品では、
消費者のニーズの移り変わりが激しく、
ライフサイクルが短いため、
新製品を次々と開発していかなければなりません。

例えば、私たちの最も身近な製品であるスマートフォン。

今では、多くの方が使っていますが、
その歴史を少し振り返ってみましょう。

私が生まれたころは当然スマートフォンなど
携帯できる端末は存在せず、
固定電話もしくは公衆電話しかない時代でした。

その後、ポケットベルのサービスが開始されました。
ピーク当時、国内1000万人くらいの利用者がいたそうです。

しかし、ポケットベルを今使っている人はほどんどいません。

ポケットベル

PHS

携帯電話

スマートフォン

と、わずか30年の歴史です。

このように、
電話の技術は、次々へ進化してきています。

また、TVも同様に

ブラウン管白黒TV

カラーTV

フラットTV

液晶TV

4KTV

8KTV

と、進化してきています。

それぞれの時代において、
企業は、努力して、
他社より、安く、小さく、性能が良いものを
目指して設計がなされてきました。

しかし、

結果を見ると、

過去の製品は、すべてなくなっているのです。

——————–
つまり、進化の先には、絶滅があり、
絶滅の先には、必ず進化があるということなのです。
——————–

設計という仕事は、
世の中の進化に貢献できる仕事です。

絶滅と進化を受け入れ、そしてそれを楽しみながら、
毎日の仕事ができると日本のものづくりは、
さらに進化していけるのではないでしょうか。

お忙しいところ、最後までお読み下さり
誠にありがとうございました。

今後も役立つ情報を配信していきますので
引き続きよろしくお願い申し上げます。

皆様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

ものづくりウェブ事務局より

「設計者」と「研究者」の違いとは?

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いつもMONOWEB通信をご購読
頂きましてありがとうございます。

本日は、「設計者と研究者の違いとは?」
についてお話し致します。
突然ですが、あなたの仕事は
「設計」に関わるものですか?

それとも、
「研究」に関わるものでしょうか?

もしかすると、
本メルマガをお読みいただいている読者は、
設計に関連するお仕事をされている方が多いかもしれませんね。

もちろん、研究者の方もいらっしゃると思います。
今回は、この設計と研究という
2つの違いを紐解くことで、
『設計の仕事の意義』を考えてみたいと思います。
まずは、この言葉自体の由来、語源をたどる
ことで意味を考えてみましょう。
実は、そうすることで見えてくることがあります。
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では、まずはじめに英訳です。
——————–

「設計者」を英訳すると、designer
「研究者」を英訳すると、resarcher

となります。
こちら、それぞれの意味を直訳すると・・

研究者は=研究する人(resarcher)
設計者は=デザインする人(designer)

となります。
「デザインする」というと、
自由な発想で、綺麗な形を造ることを
イメージしてしまいがちですが、英訳から紐解くと
デザインとは、「設計」を意味する言葉になります。

つまり、設計者とはデザイナーであり、
デザイナーとは、設計者であるとも言えます。
——————–
それでは次に、
設計と研究を辞書で調べてみましょう。
——————–



「設計」とは「ある目的を具現化するためのもくろみ」
「研究」とは「物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすること」

となっています。
つまり、研究とは、未確立な物事について、
それを解明することだと読み解けます。

確かに、研究者は大学院や民間企業の研究機関で
仕事をされている方が多いですよね。
一方、設計はどうでしょうか?
こちらも読み解いてみると、

設計とは、既に確立された技術などを使って、
【ある目的】を達成することにあるようです。
設計者なのに、プラスチック製品を設計する際
プラスチック技術の研究から行う人は
ほとんどいないのではないでしょうか?
そのため、
プラスチック技術を研究するという行為は、
設計とは切り離して考えたほうが良いですね。
では、先ほどありました
【ある目的】とは、何を意味するのでしょうか?
どのような種類の設計であっても、
必ず共通したひとつの目的があります。

【共通したひとつの目的】・・・
いったい何だと思いますか?ぜひ考えてみて下さい。





さて、
ここでイメージしてください。
今、あなたは何を設計しているのでしょう?
例えばあなたが、自動車を設計しているとしましょう。

であれば、あなたは完成の先にいる「自動車の購入者」
のために設計を行っているのではないでしょうか。

工作機械を設計している人であれば、
その先にいる、「工作機械を使う人」のために設計をしているかと思います。
どうですか。
つまり私が言いたいことは、
日々行っている設計の先には必ず「お客様がいる」ということです。
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そのため、設計が目指す【目的】というのは、
それを使う人にとって役立つ製品を作るということです。
つまり、
先にいる購入者(使用者)の希望にあった
性能やコストを考えた設計が必要となるのです。
一方、
研究ではこのような目的はあまり意識されないですよね。

研究は、「研究すること」に目的があり、
研究段階で、役に立つ技術かどうかまでは深く考慮していません。
——————–
誰かの役に立つ製品にするのは、
「設計者の役目」であるということです。
——————–
なぜ、を理解する事で、設計の質は大きく変わりますし、
目的を明確にする事で、やりがいも変わってきます。

ぜひ、設計者の方はこのことを
意識して日々仕事に取り組んでみてください。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

「商用利用ライセンス」を発行します。MONOWEBテキストを使って『設計者育成』をしませんか?

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いつもMONOWEB通信をご購読
頂きましてありがとうございます。

この度、MONOWEBでは無料テキストを使って
「社外利用」「ビジネス(営利活動)」
を行っていただける、

『商用利用ライセンス』

のサービスを行うことになりました。
商用利用ライセンスについては、以前から

  • 「社外」の教育に使いたい
  • 「ビジネス(人材育成など)」の教材として使いたい

という声を頂いておりましたので、
この度サービスとしてご提供する流れとなりました。

これまでMONOEWBテキストは、

自己学習および自社内における利用に限る

という使用制限がありましたが、
今回のライセンスでは使用範囲を広げてご利用頂きます。

さらに、

今だけ限定で、現在有料会員様へ提供しております
即戦力エンジニア養成講座(eラーニング)
を特典として、付けさせて頂きます。

ライセンス価格は、より多くの方にエンジニア教育を行って頂けるよう
ご購入頂きやすい価格を設定しました。

本ライセンスにご興味のある方は
こちらのページへお進み下さい。

http://d-monoweb.com/goods/pdf-license/

<先着20名様までの募集となります>

MONOWEBでは、
今回初めて「商用利用ライセンス」を発行いたします。

ですので、なるべく利用者様には購入後もフォローをさせて頂きながら、
・コンテンツの質の向上
・よりよいエンジニア教育の施策・サービス
に繋げていきたいと思っています。

ですので、今回初回の応募人数は「20名様」と限定させて頂きます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
それ以降については、一旦締切となるか、
価格やサービス内容の変更となる可能性がございます。
お申込みが多い場合は、先着にて締め切らせて頂きますので
ご興味ある方は、早めにお申込み下さい。
また、「商用利用ライセンス」についてご質問
がある方は、こちらで受け付けております。

─────────────────────────────────────────────
052-766-6900(平日10:00-18:00)
「商用利用ライセンスについて」とお伝えください。
─────────────────────────────────────────────

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。
それでは、今後もMONOWEBをぜひご活用ください。

「流体力学の基礎を学ぶ」 新テキストを本日リリースします。

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「機械設計エンジニアの基礎知識 - ものづくりウェブ -」
より、無料会員登録して頂きました会員様へご連絡いたします。
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いつもMONOWEB通信をご購読
頂きましてありがとうございます。

本日は2つの新しいお知らせがございます。

┏─┓
│1│本日開始のサービス
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1.「流体力学の基礎を学ぶ」のテキストを本日リリースしました。
 (製作について、多数ご連絡をいただいており大変お待たせ致しました。)

2.全テキストがeBook(電子ブック)で閲覧できるようになりました。
 (操作が簡単になり、スマホ・タブレット・PCのユーザビリティが高くなっています。)

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両サービス共に本日から開始です。

■会員様向けサービスページよりログインしてご確認下さい。

http://d-monoweb.com/login/

┏─┓
│2│eBookのサービスの開始
┗─┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「eBook」は、
PDFテキストと比べ、操作性が高くなり閲覧しやすくなっております。

<eBookの主な機能>

・本のような感覚で見れる
・見たいページがアップされて見やすい
・探したいページにすぐに移動できる
・キーボードの矢印キー(▶)でかんたん操作できる
・印刷も可能

<eBookの利用方法>

今までと同じ「MONO塾」の無料会員様向けサービスの中に
eBookボタンがございます。
こちらを押していただければ閲覧できます。

自己学習はもちろん、社内教育の場でも

・見やすい
・ページが探しやすい
・操作しやすい

という点で、ご利用しやすくなっておりますので
ぜひ一度お試しください。

それでは、今後もMONOWEBをぜひご活用ください。

30代で活躍するために『20代で身につけるべき設計の能力』とは?

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いつもMONOWEB通信をご購読
頂きましてありがとうございます。

本日は、「20代で身につけるべき設計の能力」についてお話をいたします。

設計者に求められる能力は様々です。
とくに設計を始めたころの20代は、その後
より良い設計者になる能力を養う重要な時期となります。

30代。つまり設計を初めて7年程が経つ中堅設計者は
会社の中で責任のある立場になって行かれる方が多いと思います。

仮にあなたが今20代だとして
30代になった時、どのような仕事をしているのか? 
ここで一度想像してみてください。
 ・
 ・
 ・
 ・
どうでしょうか?
いろいろとイメージができるかと思います。
また、業界や扱う製品、状況によってイメージは様々でしょう。

様々だとは思いますが、
ほとんどの人は共通して今よりも「より良い設計者」
になっていることを想像したのではないでしょうか。

もし、そのより良い自分が、
「設計グループの先頭に立って設計を進めている自分」
をイメージされた方であれば、このメルマガは非常に役立つ内容になります。

なぜなら、
今あなたが行っている仕事とは「全く違う能力」が求められるからです。
20代、もしくは早めにその能力を理解し対策した方が、
つまずきが少なく進むことができます。

私自身の話をしますと、
私は設計者として入社し、4,5年の間は、図面を描くより、
実験室にこもって実験をしている時間の方が長かったです。

思い返すと、「マウス」を握るより「トルクレンチ」を握っている
時間の方が圧倒的に長かったですね。

ですが、そんな状況も次第に変化していき、
20代後半には、設計の重要な部分を任せられるようになっていきました。

・CADを使って全くのゼロから設計を行う
・営業や工場との調整を行う

など
「自分が先頭になって設計を進めなければならない」
立場になっていきました。

このような変化は、私だけではなく
設計者にとってはよくある話であり、
急な変化に戸惑う方が多いと思います。

そこで、今回は私自身の経験もふまえ、
20代の設計者が30代までに行うべきことを
【2つ】考えましたので、紹介します。

まず、1つめは
『先輩設計者に言われたことは素直に実践して、
 経験を自ら買う努力をする』
ということです。

設計という仕事は、
若手の頃により多くの実践、現場経験を積むことが非常に重要です。

そこで発生した問題や課題を自ら解決していくことで、
その後自分が設計するときに、その経験が役にたちます。
より良い改善策を考え出すこともできるでしょう。

また、あなたが後輩を指導する時も、
経験が少ないと、問題解決できない、
適切なアドバイスができない、など困ってしまいます。

設計者として実践しなければならないことは、非常に多く大変ですが、
あなたが、プロの設計者として、自立していくためには
とても重要なことなのです。

そして、2つめは、
『技術ではなく、「仕事の進め方」や「考え方」
 を身につけなければならない』
ということです。

多くの人は、ここが一番苦労します。
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20代で求められる能力と30代で求められる能力は
「全く異なる」のです。

30代になると、
自ら考えて行動する能力が求められます。

予期せぬ問題が発生することも日常茶飯事です。
期限内に製品化させるために、
マネージメントする能力も必要となるでしょう。

しかし、そのような能力は、20代で教えてもらえる機会が殆どありません。
なにも準備ができないまま、突然必要に迫られます。

もちろん、突然そのような能力を求められても、
やったことがないから、できる訳がありませんよね。
経験したことがないことは、実践しようがありません。

だから、
来るべき時に備えて、準備が必要なのです。
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では、どのように身につけていけば良いのでしょうか?

ここで一つの方法をお伝えしたいと思います。

その方法とは、
『常に実施することの【目的】を考える』
ということです。

決められたとおりに仕事を進めることは非常に大切なことです。
しかし、その仕事の進め方では限界があります。

なぜなら、問題が発生した際には、
決められた手順では対応できない場合があるからです。

問題が発生したときは、
自ら考えて行動しなければなりません。

決められた手順があると、
どうしてもそれに従わなければならないという錯覚に陥ります。

しかし、
その手順では、良い解決ができない、
良い製品開発にならない、など問題が生じます。

「その手順は、一体だれが作ったのでしょうか?」

あなたの上司でしょうか?それともあなたの同僚でしょうか?
誰かは分かりませんが、前の誰かが作った「既存の手順」でしかないのです。

もし、今ある「既存の手順」で解決できそうになければ、
その手順を変えて目的を達成できないか、考えてみてください。

つまり、私がここでお伝えしたいことは、
【目的を達成すること】が重要なことであり、
「手順」や「やり方」は、「自由」であるということなのです。

もちろん、会社の中には、
従わなければならない、決められた手順もありますので注意が必要ですが、
このように目的を達成する為の、柔軟な考え方を、
できるだけ若いうちに、身につけていくことが大切だと考えます。

ぜひ、実践してみて下さい。

またこのような「考え方」を効率的に学びたい
という方いらっしゃれば、私のこれまでの設計権を経験を基に
「考え方 × 進め方 × 基礎知識」
を設計初心者が学べるeラーニングにしましたので、ご覧ください。

http://d-monoweb.com/sokusen_top/

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

第十回:できる設計者になるために必要なもの

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ここまでに
できる設計者になるために必要な
・知識の身につけ方
・考え方
などをお伝えしてきました。

いかがだったでしょうか?

技術的な側面以外に、
大切なことがあることに
気が付かれた方も多いと思います。

本日は、最終回として、
——————————–
できる設計者になるために必要なもの
——————————–
というテーマでお話しいたします。

続きを読む

第九回:興味・関心・好奇心を抱く

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本日は、
——————————–
興味・関心・好奇心を抱く
——————————–
というテーマでお話しいたします。

できる設計者になるために、
「新しい技術」などに興味・関心・好奇心を抱く
ということはとても重要なことです。

興味・関心・好奇心があると
見えるものが異なってきます。

実は、
「見ていること」と「見えていること」は全く異なります。

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第八回:協力業者と良い関係を築く

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前回、
顧客志向を取り入れる際の注意点を
「会社の事業目的」から紐解きました。

顧客志向を実践する場合は、
半分はお客様のため、半分は会社のため
というお話でしたね。

本日は、
——————————–
協力業者と良い関係を築く
——————————–
というテーマでお話しいたします。

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第七回:顧客志向の注意点

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前回、
顧客志向についてお話ししました。

顧客志向を身につけるには、
「常にお客様のことを想う」ことからはじめましょう。
というお話でしたね。

ここで、
顧客志向を実践する際の注意点があります。

顧客志向とは、
お客様の要望をすべて取り入れることではありません。

きちんと精査して、
お客様と会社がWin-Winの関係となるように
しなければなりません。

本日は、
これを『会社の事業目的』から紐解いてみましょう!

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第六回:顧客志向を身につける

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本日は、
——————————–
顧客志向を身につける
——————————–
というテーマでお話しいたします。

突然ですが、
あたなは、何のために設計をしているのでしょうか?

また、
あなたは何のために技術を磨いているのでしょうか?

個人的な目的を含めて、
いろいろとあるとは思いますが、
全ては設計した製品を使うお客様のために
設計を行い、
技術力を磨いているものと思います。

もちろん、設計以外のものづくりに携わる
生産技術や製造をはじめとした方たちも同じですね。

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